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今週のイケメン:ディーン・フジオカ、主演月9は「せりふ多い」と嘆き? 福山雅治はギタリストの代役を依頼 後編

 1週間のイケメン有名人の話題を紹介する「今週のイケメン」。今回(10月29日~11月4日)は、ディーン・フジオカさんが映画の完成披露試写会に登場した話題、福山雅治さんが初日舞台あいさつに登場した話題などが注目された。前後編で取り上げる。

 ディーン・フジオカさんは10月31日、東京都内で行われた映画「エンジェルサイン」(北条司総監督、11月15日公開)の完成披露試写会に登場。同作はせりふが無く、映像と音楽のみでストーリーが展開することから、「たまたま今、めっちゃセリフが多い役をやっていて。毎日死にそうな思いでセリフを入れている。『エンジェルサイン』を撮っていたときは本当に幸せだったなって」と、主演を務める放送中のフジテレビ系“月9”ドラマ「シャーロック」を引き合いに出して、観客を笑わせていた。

 同作でディーン・フジオカさんはピアニストのタカヤを演じ、松下奈緒さんがタカヤの恋人でチェリストのアイカを演じた。松下さんがピアニストとしても活動していることからディーン・フジオカさんは「ピアニストの前でピアノを弾くプレッシャーの大きさ。なんで松下さんがピアノじゃないのかって何度思ったことか」と回顧。チェロに初挑戦した松下さんも「苦労しかなかった……」と明かし、「私もなんでピアノにしてくれなかったのかって(思った)。何度も(ディーン・フジオカさんに)代わりましょうよって言っていた」と苦笑いだった。

 映画は、人気マンガ「シティーハンター」「キャッツ・アイ」などで知られるマンガ家の北条さんが実写映画の総監督に初挑戦した作品。タカヤとアイカは「いつか2人の音楽で、世界中の人々を感動させたい」と夢を追いかけていたが、タカヤは「エンジェルサイン」というチェロとピアノの二重奏曲を作り上げた直後、帰らぬ人となってしまう……というストーリー。

 福山さんは11月1日、東京都内で行われた主演映画「マチネの終わりに」(西谷弘監督)の初日舞台あいさつに出席した。天才クラシックギタリスト役を演じた福山さんは「普段やっているポップスやロックのギターとは違う。同じ楽器ですがゼロからのスタートでした。撮影入る前、不安だった」と苦労を吐露。西谷監督に「ダメかもしれないから、僕の手に似たギタリストを用意していただいてよろしいですか」と代役を提案していたことを明かした。

 スタッフは代役の可能性を考え、台本のギター演奏シーンに「吹き替えかも」と書き記したが、それを見た福山さんは「自分で言っておきながら、吹き替えの可能性ありと書かれると何書いているの?って(いう気持ちになった)。弱音を吐いている人みたいじゃないですか。逆に頑張れた」と振り返り、「用意していただいて申し訳ないけど、なんとか頑張って自分でやりきることができました」と笑顔で語った。

 映画は、渡辺淳一文学賞を受賞した平野啓一郎さんの同名小説が原作。天才クラシックギタリストの蒔野聡史(福山さん)と、フランスの通信社に所属するジャーナリストの小峰洋子(石田ゆり子さん)という40代の2人が、6年間でたった3度の出会いの中で悩み、愛し合っていく……というストーリー。

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