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注目映画紹介:「ジュマンジ/ネクスト・レベル」再び入ったゲームの世界は難易度アップ、キャラクターも変更! 2人のおじいちゃんも参戦

 米俳優ドウェイン・ジョンソンさん主演のアクション・アドベンチャー映画「ジュマンジ/ネクスト・レベル」(ジェイク・カスダン監督)が、12月13日からTOHOシネマズ日本橋(東京都中央区)ほかで公開される。日本では2018年に公開された「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」の続編。ジョンソンさんら前作キャストが勢ぞろい。ダニー・デビートさん、ダニー・グローバーさんというおじいちゃんコンビが加わり、文字通り、前作の「ネクスト・レベル」の物語が展開する。

 前作で、テレビゲーム「ジュマンジ」から無事に戻ったマーサ(モーガン・ターナーさん)、ベサニー(マディソン・アイスマンさん)、フリッジ(サーダリウス・ブレインさん)は今や大学生となり、それぞれ青春を謳歌(おうか)していた。ただ、スペンサー(アレックス・ウルフさん)だけは大学生活になじめず、自信喪失気味。冬休み、実家に帰省したスペンサーは、あの時の興奮が忘れられず、破壊したジュマンジを修理し始める。するとゲームの中へ吸い込まれてしまう。マーサたちは彼を連れ戻しに、再び「ジュマンジ」の世界に入っていく……。

 前作の舞台はジャングルだったが、今回は砂漠に市場、氷山と多岐にわたる。その分、クリアしなければならない障害の難易度もアップ。中でも動くつり橋はテレビゲームの面白さを体験でき、かなりハラハラさせられた。

 続編というだけあり、他にも驚きの仕掛けが……。何と、スペンサーたちのゲームキャラが前作と違っているのだ。あの筋肉ムキムキのブレイブストーン博士(ジョンソンさん)になるのがスペンサーの祖父エディ(デビートさん)。股関節手術をしたばかりのエディが腰をぐるぐる回す姿には大いに笑った。じっと見ているとジョンソンさんがデビートさんに見えてくるという錯覚も体験した。

 ほかにも、マシンガントークの動物学者フィンバー(ケビン・ハートさん)が、エディの元ビジネスパートナー、マイロ(グローバーさん)のキャラになったことでしゃべりが妙にゆっくりとなり、フリッジのゲームキャラのオベロン教授(ジャック・ブラックさん)がイラついたりするなど、細かいところで笑いを提供してくれる。半面、ほろりとさせられるエピソードも用意されている。

 日本語吹き替え版では女性グループ「BILLIE IDLE」のメンバー、ファーストサマーウイカさんが、今回初登場のゲームキャラ、ミン・フリートフット(オークワフィナさん)の声を担当している。(りんたいこ/フリーライター)

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