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永野芽郁さん主演の連続ドラマ「君が心をくれたから」第3話の一場面=フジテレビ提供
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永野芽郁さん主演の連続ドラマ「君が心をくれたから」第3話の一場面=フジテレビ提供

永野芽郁:「味覚」に続き「匂いを感じる力を失う」と告げられる 「またなくすのかな、夢のほかに大切なもの」 「君が心をくれたから」3話が放送

 俳優の永野芽郁さん主演の連続ドラマ「君が心をくれたから」(フジテレビ系、月曜午後9時)の第3話が1月22日、放送される。予告動画では、「この初恋が実ったら私はうんと幸せ」というナレーションとともに、永野さん演じる逢原雨(あいはら・あめ)が山田裕貴さん演じる朝野太陽をいとしそうに見つめるシーンや、雨が斎藤工さん演じる“あの世からの案内人”日下から「匂いを感じる力を失います」と告げられるシーン、雨が「またなくすのかな、夢のほかに大切なもの」とつぶやくシーンなどが映し出される。

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 小説「桜のような僕の恋人」(2017年、集英社文庫)や映画「今夜、ロマンス劇場で」(2018年)などで知られるラブストーリーの名手・宇山佳佑さんのオリジナル脚本で、長崎を舞台としたファンタジー・ラブストーリー。

 冬の夜空を極彩色に染める「長崎ランタンフェスティバル」の名物の一つで、恋愛成就の願い事を書くとそれがかなうという「恋ランタン」。高校時代、雨は太陽と恋ランタンの話をした際に、太陽には初恋の人がいたことを知って悔しがっていた。雨の祖母、雪乃(余貴美子さん)は、雨に「大事なのは最初の人になることじゃない」と助言をする。それを聞いた雨は、長崎孔子廟まで全速力で向かい、恋ランタンに願い事を書く。

 第2話で「味覚」を失った雨は、パティシエになるという夢が永遠に失われたことを痛感していた。雪乃に「健康な心と体があるうちはちゃんと働きなさい。時間を無駄にしたらもったいない」と言われ、思わず「無駄になんかしていないよ」と反論してしまう。

 そんな雨の前に現れた日下は、一つの五感が失われるとその翌日の深夜0時に次に失われる感覚とタイムリミットが腕時計に表示されることを告げる。そして深夜0時。雨の時計には「鼻」のマークと「11日後の午後9時」というタイムリミットが表示される。「視覚」や「聴覚」ではなかったことにホッとした、という雨に対して日下は、「嗅覚はただ匂いを感じるだけのものではなく、もっと大切な意味がある」と告げる。

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