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三浦理恵子の美容ライフ:第50回 夏の冷え対策~家で気軽にできる方法

 本格的な夏を迎えて、海へ山へとレジャーやお出かけも楽しい時期になりましたね。厳しい暑さが続きますが、体調管理に気をつけて元気に過ごしましょうね。

 さて、今回は前回に引き続き、アンチエイジングの基本! 冷え対策についてお話ししたいと思います。冷房のきいた部屋に長時間いたり、冷たいものが食べたくなったり、夏は知らず知らずのうちに冷え体質になりがちです。夏こそ、しっかり意識して冷え対策を日頃から心がけましょうね。

 ◇冷え対策の靴下で体の不調も判明!

 私は夏場でも家の中にいる時は必ず靴下をはいているんです。ふかふかの靴下をはいていると体が冷えないし、足にも汗をかけるようになります。日頃の生活で足から汗をかくのは結構大変なことなので大事ですよね。

 そして冷え対策で靴下をはいていると、実は体の悪い部分が分かるんです。それは靴下の穴の開く場所でどこが悪いかが分かるんです。足の指先は特に老廃物がたまりやすく、そこからたくさんの毒素が出れば靴下もいたみやすくなります。それで穴の開いた場所で自分の体のどの部分の毒素が排出されたかが分かるそうですよ。

 例えば親指に穴が開く場合は、消化器や肝臓が疲れているとか、かかとに穴が開く場合は、腎臓や婦人科系の機能が弱っているとか。おうち用の靴下も洗って繰り返して使っているとそういうことが分かるらしいですからおもしろいですよね。

 ◇体を温める食べ物は常に意識

 体を冷やさないように食べ物や飲み物についても普段から意識しています。ニンジン、ダイコン、ゴボウとか、根菜類は基本的に体を温めてくれますよね。一番手っ取り早いのはぬか漬けとピクルス。これはずっと常備しておいて、いつでも食べられるようにしています。

 飲み物も、なるべく常温のものから温かいものを飲むようにしています。ただ、私はどうしてもお酒だけは冷たいものが好きで。そこは楽しむために切り替えていますね。全部を変えてしまうと逆にストレスになるので、普段は温かいものを飲んでメリハリをつけています。

 ◇手軽で簡単なショウガパック

 おうちでやっていることなんですが、ショウガの皮を刻んでビニール袋に入れて冷蔵庫で保管しておくんです。その刻んだショウガの皮がたまったら熱く絞ったタオルの上に並べて足に巻くんです。それがすごく温まるんです。

 料理を作る時は必ずショウガを使うので、その時に皮を捨てないでためておくんです。量があった方が効果が分かりやすいので、B5サイズくらいのジッパー付きビニール袋にいっぱいにたまったらそれをやっています。

 ショウガは本当に体にいいので、ご飯炊く時に、ショウガを刻んで一緒に入れて炊いたり、みそ汁にちょっと入れたりとか結構活用していますね。

 ◇“首”といわれるところを温める!

 また、首、手首、足首など“首”といわれる部分を全部温めるといいそうです。いつも行っているクリニックの先生が、ハーブをいろいろとブレンドした首に巻くネックウオーマーを新しく作って勧めてくださいました。

 そのネックウオーマー自体を電子レンジで温めて首に巻くのですが、肩こりも軽減されて気持ちがいいんです。暑いときだからこそなおさら気持ちいいんですよね。感覚としては外で汗をかいて、涼しい建物に入って熱々のおしぼりで首をふいたら逆にすっきりするという感覚に近いです。

 首を温めることで血行もよくなって、自律神経も安定します。そして首のところにリンパの流れがあるからお化粧のノリもよくなりますしね。寝る前にネックウオーマーを温めて首に巻いた状態で寝たりすることもあります。頭寒足熱で、頭は冷えていた方がいいですが、首もとや足元は温めると眠りにもいいんです。

 ◇ちょっとした心がけを今から始めることが大事

 温めることで、体の機能が正常に働くし、ホルモンバランスも整ってくる気がします。体が元気になると気持ちも前向きになりますよね。健康体で過ごせるのが一番幸せなこと。今はまだ大丈夫と思っても、やっぱり年齢とともに衰えていくので、今から心がけていきましょう。

 ちょっとした心がけで5年後、10年後が違ってくると思います。年齢とともに、外から与えるものだけではなくて、もっと内側のこと、根本的な改善が大切になります。体の中も、心の中も、もっとちゃんと自分のことを知っていかないと、外側からばっかり栄養を入れてもそれを受け止められないとむだなだけですよね。人生の中で今が一番若いから、これからどう年を重ねていくかは自分の心がけ次第です!

 心も体もキレイになって、毎日キラキラしましょう! できることは今からスタートですよ!

 *……次回は8月13日に更新予定です。

 三浦理恵子さんへの質問、メッセージはこちらまでお送りください。また、対談してほしい人、テーマにしてほしいことなどもお待ちしております。

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