「ミス・ユニバース2018」世界大会で着用するナショナル・コスチュームを披露した加藤遊海さん(C)Naoko Takeuchi
「ミス・ユニバース2018」の日本代表に選ばれた加藤遊海(かとう・ゆうみ)さんが20日、東京都内で行われた「ミス・ユニバース世界大会」の壮行会に登場し、大会で着用するナショナル・コスチュームを披露した。今年のナショナル・コスチュームは武内直子さんの人気マンガ「美少女戦士セーラームーン」の主人公・月野うさぎの衣装で、加藤さんは「25年以上、日本だけでなく世界で愛されているキャラクターを演じることができて光栄に思っています」と喜び、「いい結果を出せるように頑張ります」と意気込みを語った。
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ナショナル・コスチュームは、各国の代表が自国の文化や伝統、民族性などをモチーフに、さまざまなアイデアを盛り込んだ衣装で、世界大会の見どころの一つになっている。加藤さんは“くの一”風の衣装を着用して登場し、ランウエー上でセーラームーンの衣装に“変身”するパフォーマンスを披露した。
加藤さんは、5歳の時に両親とマレーシアへ移住し、16歳で日本に帰国。19歳でモデル活動を開始した。現在は日本でタレントとして活動し、マレーシアで日本人女優として日本の魅力をPRしている。加藤さんは「中学のときいじめにあい、人とのコミュニケーションがうまくとれなくなった時期もありました。自分と同じ経験をしてきた方々の少しでも希望になれるよう『ミス・ユニバース』にチャレンジしています」と語り、「ジャングルから出てきたような私が、このような舞台に立っていることが奇跡だと思っています」と心境を吐露。理想像を聞かれると、「レディー・ガガのような女性になりたい」と明かした。 壮行会には加藤さん、「ミス・ユニバース2017」日本代表でリポーターの阿部祐二さんの娘の阿部桃子さん、メークアップアーティストの西村宏堂さん、「ミス・ユニバース・ジャパン」ナショナルディレクターの美馬寛子さんらが出席した。「第67回 ミス・ユニバース2018 世界大会」は12月17日にタイのバンコクで開催され、世界の国・地域から93人の代表が参加する予定。
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