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Netflixオリジナルシリーズ「梨泰院クラス」独占配信中

梨泰院クラス:「愛の不時着」と人気を二分 ハイスペック女子VS幼なじみが主人公を奪い合い 対照的なファッションも

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 韓国ドラマ「梨泰院(イテウォン)クラス」が話題だ。東京・六本木のように国際色豊かで飲食店がひしめくソウルの繁華街「梨泰院」を舞台に、主人公が仲間と共に飲食業界でのし上がっていく青春&サクセスストーリー。主人公と、10歳年下の人気インフルエンサーの女性、主人公の幼なじみで控えめな女性との3人のラブロマンスも見どころだ。未見の人におすすめしたいヒロイン2人の魅力と対照的なファッションを取り上げる。

 ◇ハイスペック女子派? 同級生派? どちらに共感するか“論争”も

 主人公パク・セロイ(パク・ソジュンさん)は、飲食業界のトップ企業「長家(チャンガ)」の会長の息子のせいで父を亡くし、すべてを失う。梨泰院に居酒屋を開き、「長家」の会長と激しく対立しながらも業界トップを目指して成り上がっていく。韓国で2020年1~3月に全16話が放送され、日本では動画配信サービス「Netflix(ネットフリックス)」で3月から配信がスタート。韓国ドラマでは、話題の「愛の不時着」と人気を二分している。

 サクセスストーリーもさることながら、韓国では「あなたはイソ派? スア派?」と“論争”が起こっているというほどの対照的なヒロイン、チョ・イソ(キム・ダミさん)とオ・スア(クォン・ナラさん)のキャラクターも見どころの一つ。

 セロイの右腕となって経営を支える敏腕マネジャーのイソはとにかく能動的。人気インフルエンサーでIQ162という“ハイスペック女子”で、信念を貫くセロイの姿に心を打たれ、彼の夢をかなえようと奔走する。マネジャーとして、いつもアグレッシブに経営手腕を発揮し、自分から「愛してる」と告げるタイプだ。

 スアはどちらかといえば受動的。セロイの高校の同級生で、貧しい生まれながらも忍耐と努力で「長家」の企画室長まで上り詰める。セロイはスアのことを「初恋の相手だ」と公言。スアはその言葉を胸に、高校時代に誓ったある約束が果たされる瞬間を15年間も待ち続ける。

 「私が幸せにする」と自分からぐいぐい行くイソと「私を幸せにして」と“待つ女”スア。まるで「東京ラブストーリー」の赤名リカと関口さとみのようだ。

 ◇クールなおしゃれ上級者のイソ、コンサバなスア

 イソはクールなおしゃれ上級者、スアはコンサバと、2人はファッションにも個性が表れている。20歳前後のイソは、毛先にメッシュが入ったショートボブで、レザー風のジャケットに胸元が開いたインナーを合わせたクールカジュアルなスタイルが定番。チョーカーやネックレスなどを何重にも着けて、クールにまとめている。ライダースジャケットも頻繁に着ており、靴はドクターマーチンを愛用。ブーツのほか、デニムシャツ×スキニーパンツに、クリーパーシューズを合わせるなど、個性を発揮している。

 会社の経営陣になってからのイソは、黒髪のセミロングにし、ジャケットスタイルが多い。そんな中でもストライプシャツにチェックのジャケットという「柄オン柄」のコーデを見せるなど“おしゃれ上級者”ぶりを発揮。プライベートの場面では大きな花柄のロエベのロングカーディガンを着こなしている。

 一方、スアは高校時代こそ、スエットにデニムというカジュアルな服装だが、社会人になってからは、大企業の社員らしく、スーツを着て仕事ができる女性という洗練された雰囲気を醸し出している。プライベートが描かれるシーンでは、スキニーパンツにニーハイブーツ、トレンチコートを合わせるなど、カジュアルだが“きちんと感”のあるスタイルは変わらず。落ち着いた大人の女性を体現している。

 2人のヒロインの恋の行方と共に、2人の個性が表れたファッションにも注目したい。

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