NHK大河ドラマ「光る君へ」第48回(最終回)の場面カット (C)NHK
俳優の吉高由里子さんが、まひろ(紫式部)役で主演するNHK大河ドラマ「光る君へ」の第48回(最終回)「物語の先に」が、12月15日に放送された。
同回では、まひろ(吉高さん)は道長(柄本佑さん)の妻、倫子(黒木華さん)から道長との関係を問いただされ、2人のこれまでを打ち明ける。全てを知った倫子は「このことは死ぬまで胸にしまったまま生きてください」とまひろに伝えた。
その後、倫子は、死期が迫る道長に「会ってやっておくれ」とまひろに頭を下げる。まひろは病床の道長の元に通い、2人の思い出にちなんだ物語を話して聞かせ、「続きは、また明日」と生きる希望をつなぎとめるが……と展開した。
この場面にSNSでは、「続きは、また明日……やたらとじわるパワーワード」「まひろちゃんのトーンでもう涙腺決壊」「こんなに切ない『続きはまた明日』があるかと」「吉高さんの渾身(こんしん)の名演技」「まるで千夜一夜物語(アラビアンナイト)のシェヘラザード」などの声が上がった。
ラストで、道長の死後、まひろは再び旅に出るが、途中で馬を駆る双寿丸(伊藤健太郎さん)と遭遇。戦の時代が来る予感に、「道長様、嵐が来るわ」と心の中でつぶやいてドラマは幕を閉じた。このシーンに「しびれましたね……」「背筋がゾクッと」「『ターミネーター』のようなせりふ」といった声もあった。