ドキュメントバラエティー番組「7RULES」に出演する百々千晴さん=カンテレ提供
ファッション誌や広告をはじめ、俳優、タレントのスタイリングなどで活躍する人気スタイリストの百々千晴(どど・ちはる)さんが、7月14日放送のドキュメントバラエティー番組「7RULES(セブンルール)」(カンテレ・フジテレビ系、火曜午後11時)に出演する。煌(きら)びやかなファッションの世界で15年にわたり第一線で活躍しながら、2人の子供を育てるパワフルな百々さんの七つのルールに迫る。
百々さんは、徳島県で生まれ、思春期の頃にファッション誌でスタイリストという職業を知り、18歳で上京。アシスタントとして休みなく働き、2002年からロンドンへ2年間留学した経験も持つ。
そんな自身の経歴から百々さんは「女の子だから控えめにしないといけないとは考えていない」といい、「自分がバリバリ仕事するところをアシスタントが見て学び、働く女性として成長してくれるのが一番うれしい」と語る。
番組で、百々さんのスタイリングについて女優の大島優子さんは「女性のラインをすごい上手に表現してくれる。それをどう生かすか、一番上手だと思う」、女優の佐田真由美さんも「シンプルなんだけど『こういう技使うんだ』とか『こういう小物使うんだ』っていう技が神がかっている」と絶賛している。
一方、プライベートでは9歳の息子と6歳の娘の母親でもある百々さん。子育てで周りの母親ができることができなかったり、料理が苦手だったりする一面ものぞかせる。「真面目に生きてるけど、うまくいかないことがたくさんある。40歳手前になって、やっと気付いた」と、カメラの前で本音を吐露する場面も。
また、話し方や立ち居振る舞いが淡々としていることから、百々さんは「初対面の人には感じが悪いと思われることもある」というが、そんな中で「あるルール」によって「言いたいことが言える状況を自分で作っていった」のだという。「自分のキャラクターや話の仕方はシンプルでいたいなと思う。洋服だけでなく考え方などすべてにおいてシンプルでいたい」と語る、百々さんの信条に迫る。
番組は、さまざまな分野で活躍する女性に密着取材し、彼女たちが“いつもしていること”を七つ見つけ、「なぜそれにこだわるか」を掘り下げる番組。スタジオキャストとして、俳優の青木崇高さん、芥川賞作家の本谷有希子さん、タレントのYOUさんのほか、6月30日の放送をもって卒業した「オードリー」の若林正恭さんに代わり、7月7日の放送から「クリープハイプ」の尾崎世界観さんと、元「欅坂46」の長濱ねるさんが出演している。