ドキュメンタリー番組「情熱大陸」に出演する森且行さん=MBS提供
「SMAP」の元メンバーでオートレースの森且行選手が、2月19日午後11時から放送されるドキュメンタリー番組「情熱大陸」(MBS・TBS系)に登場する。予告動画では、過酷なリハビリに励み、「走らないで引退は僕の中では絶対にありえない」と語る様子などが映し出される。
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森さんは、SMAP脱退時に“オートレース日本一”になることを誓い、アイドルから転身後24年目にしてその夢を果たした。しかしその直後、レース中の落車事故で、多発肋骨(ろっこつ)骨折、肺挫傷、肺血胸、骨盤骨折、腰椎(ようつい)破裂骨折の重傷を負う。医師が「折れた骨が5ミリずれて血管を突き破っていたら1時間以内には死んでいたかもしれない」と言うほど、命が危ぶまれる深刻な事態だった。
間近で見守ってきた森さんの兄も、「神経の損傷で一生歩くことさえできないかもしれない」「一生車椅子生活になるかもしれない」と、一時は覚悟を決めた。それほどの大ケガをし、大量のボルトを埋め込んだ体は、歩けるようになっただけでも“奇跡”という。
両足にまひが残りながらも、森さんは「もう一度、オートレーサーに復帰する」ことを目標とする。心が折れそうになりながら取り組んだ壮絶なリハビリ、そして久しぶりにまたがったバイクを思うように操れないいら立ちに耐えられたのは、あの仲間たちの応援があるからだった。再起を諦めなかった森さんの2年間に密着する。
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