俳優の井上順さんが、3月26日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。22年ぶりに再会した異母妹について、「最大級の贈り物」と語った。
幼いころに両親が離婚。父親が再婚し生まれた異母妹の明子さんについて、「名前の通りすごく明るい子。僕は兄貴も姉さんも早く亡くしているので、きょうだいと一緒に遊ぶという時間がなかった。親父(おやじ)が元気だったころ、『何かあったとき明子を頼むね』と言われていました」と話した。
現在、明子さんとは月に1回ほどの頻度で会っている。焼き肉やすしの頼み方、顔を洗うときのルーティンなど、父と自分の似ている点を明子さんから聞き、驚くことがあったという。井上さんは「(明子さんの存在は)新しく授かった最大級の贈り物。うれしいです。思う人がまた1人増えたというのがたまりませんね」と幸せそうに話した。
井上さんは2月、77歳の誕生日を迎え、誕生日当日は記念ライブを行った。放送では、脚を上げてラインダンスを踊るシーンが映し出された。「ザ・スパイダース」に入り60年以上になるが、ほぼ体形が変わらず、当時の衣装を今でも着ることがあるという。同グループに所属した盟友の堺正章さんからのメッセージVTRも流れ、「お客様をひきつけるタイプですごい力を持っている人。周りを明るくしてくれるエネルギーがある」と称賛されていた。