「徹子の部屋」に出演した城田優さん=テレビ朝日提供
俳優の城田優さんが、4月24日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。日本人の父とスペイン人の母を持つ城田さんは、5人きょうだい。母が3度結婚、離婚し、きょうだいは名字が異なる。「複雑な家庭環境と思われるが、仲が良く、毎日のようにメッセージを送り合うきょうだい」と話す。城田さんは、長兄の子供であるおいとめいに夢中な叔父の一面もあるという。
この日は、8年前に城田さんが同番組に出演したときの映像も紹介され、母へのアンケートで、「優」という名の由来が山口百恵さんの子供の名前にちなんだものだと明かされていた。
城田さんは現在38歳。今年、芸能生活25周年を迎えた。13歳で芸能事務所に入ったが、オーディションに落ち続けていたという。
「映画、ドラマ、コマーシャル、舞台。いろいろなものを受けさせていただきましたが、13~16歳の期間だけでも100回以上は落ちています。自分に足りていなかったこともたくさんあったと思いますが、監督さんやプロデューサーさんに自分の容姿のことを言われることがあって……」
身長や顔のこと、英語で声をかけられることを含めてコンプレックスとなり、泣きながら帰宅することもあった。「あの時期は、今振り返っても結構しんどかったです」と明かすが、家族に支えられた。
「それでも絶対に負けずに自分の夢をかなえるんだ!という強い意思や、家族のサポートがあったので、ここまでやってこられた。(家族は)そんなこと気にしなくていい、と言ってくれて。サポートしてくれていたおかげで折れずにいられた」と感謝を述べた。