あなたにおすすめ
東京国際映画祭:綾瀬はるか、井上真央、米倉涼子がドレスアップ 芳根京子は振り袖、水原希子、河合優実、菊地凛子も
2024年度のミス・ユニバース日本代表「2024ミス・ユニバース・ジャパン」を決める選考会「2024ミス・ユニバース ジャパンファイナル“Iam”」が7月25日、東京都内で開催され、ファイナリスト11人の中から、兵庫県神戸市出身のチャクラボルティ雅(かや)さん(22)がグランプリに選ばれた。チャクラボルティさんは、11月にメキシコで開催される世界大会に出場する予定。
チャクラボルティさんは、日本とバングラデシュの両親を持つバイレイシャルで英語、日本語、スペイン語、韓国語が堪能。 高校時代はフィギュアスケートの全米選手権で2度優勝した経験を持つ。ミシガン州立大学では人間生物学、脳神経科学のダブルメジャーの学位取得で卒業。救急救命士の資格を持ち、約15年間にわたって救急救命やシェルターの調理など多くのボランティア活動を行っている。現在は医学部への進学を目指している。
世界大会への意気込みを聞かれ、「私は世界大会で、日本の社会が(以前と比べて)変わっていることを紹介したいし、日本がグローバルな国と紹介したいです。自分も日本人としてのさまざまな経験を通して、世界に日本のすばらしさ、そして日本のダイバーシティーを紹介したいと思っています」と力強く語った。
ミス・ユニバースは1952年に始まった世界で最も歴史あるコンテストで、100カ国近くの国の代表が集まる。日本代表は、2007年に森理世さんが世界大会で優勝したほか、2006年に知花くららさんが2位を獲得。2015年に宮本エリアナさんがトップ10位入りした。また2006年に知花さん、2017年に阿部桃子さんがナショナル・コスチューム審査の最優秀賞を受賞した。
今年の日本代表の選考は、全国の応募者の中から書類審査などを経て、セミファイナリスト35人(うち1人は選考会欠席)を決定。この日の選考会では、ファイナリストに選ばれた11人が各種審査などに臨んだ。本年度から応募資格にあった年齢制限の上限は撤廃し、18歳以上の全女性が参加可能になった。