礼真琴：宝塚・星組トップスターが2度目の「anan」表紙に　演技力を生かしたグラビアも

　宝塚歌劇団・星組トップスターの礼真琴（れい・まこと）さんが、8月28日に発売される女性誌「anan（アンアン）」（マガジンハウス）2411号スペシャルエディションの表紙を飾ることになり、23日、ビジュアルが公開された。礼さんが同誌の表紙を飾るのは2回目。1966年のアメリカ製スポーツカー「シボレー コルベット スティングレイ」の車体をバックに、バイカージャケットにトレンチコートを重ね着し、シルバーアクセやブラックネイルでハードさをプラスしたコーデで、色気のあるほほ笑みを見せている。

　誌面のグラビアでは、ヨーロッパの街角やクラシックなホテルをイメージしたセットでの撮影も行われた。照れたような笑みを浮かべたり、眼光鋭い視線でカメラを射抜いたり……と礼さんの演技力、物語を生み出す力が発揮され、まるで映画を見ているかのようなグラビアに仕上がっている。

　インタビューでは。今年初めに上演され好評を博した「RRR×TAKA“R”AZUKA ～√Bheem～（アールアールアール バイ タカラヅカ ～ルートビーム～）」の作品作りで苦心した点や新たに得られたこと、上演中の「記憶にございません！」-トップ・シークレット-、「Tiara Azul -Destino-（ティアラ・アスール　ディスティーノ）」にかける思いなどを語る。

　また、昨年の休演や休養期間を経てあらためて気づいた星組の仲間たちの大切さと、自身のトップスターとしての今後のあり方についても真摯（しんし）に語る。

　同号には、今作での退団が決まっている星組トップ娘役・舞空瞳（まいそら・ひとみ）さんと、男役スター・暁千星（あかつき・ちせい）さんのグラビア＆インタビューも掲載。礼さんも含めた3人に共通で、互いへのメッセージ、入団当時の自分にかけたい言葉も聞いている。

　同号の通常版は、韓国の13人組ボーイズグループ13人グループ「SEVENTEEN」のミンギュさんが表紙を飾る。