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人気グループ「Snow Man」の目黒蓮さん主演のフジテレビ系“月9”枠の連続ドラマ「海のはじまり」(月曜午後9時)がこのほど、クランクアップを迎えた。目黒さんは、「平たんな道ではなかった」と振り返り、「絶対にこだわることをやめない皆さんがいてくださったからこそ、この作品のクオリティーを生み出せているんだなと心から感謝しています」と語った。
ドラマは、脚本が生方美久さん、演出が風間太樹さん、プロデュースが村瀬健さんと、2022年10月期に放送された連続ドラマ「silent」チームが再集結し、“親子の愛”をテーマに描く完全オリジナル作品。
7年前に別れた元恋人・南雲水季(古川琴音さん)の葬儀で、自分と血のつながる娘・海(泉谷星奈ちゃん)の存在を知った主人公・月岡夏(目黒さん)。姿を消した元恋人が、実は子どもを生んで育てていた……という衝撃の事実を突きつけられた夏は、喪失感、自責の念、後悔、葛藤、愛情など、押し寄せるさまざまな感情と対峙(たいじ)しながら、恋人の弥生(有村架純さん)、海、周りにいる大切な人たちとの関わり方や、自らの進むべき道を模索していく物語。
9月23日に最終第12話が放送される。
目黒さんの撮影のラストシーンは、夏が足早に駅へ向かう道中に弥生から電話を受け、「海の伝言」を伝えられるという重要なシーン。監督の「オッケー!」で、スタッフから大きな拍手が贈られ、「オールアップお疲れ様でした!」の横断幕が掲げられると、目黒はようやく安堵の表情を浮かべた。
そこに、すでにクランクアップした有村さんと星奈ちゃんがサプライズで登場。驚きと喜びで顔をほころばせた目黒さんに、星奈ちゃんが大きな花束を贈呈すると、2人は本当の親子のように優しく抱きしめ合った。
◇目黒蓮さんのコメント全文
振り返ってみれば、平たんな道ではなかったなと思います。スタッフの皆さんもきっと、体力的、メンタル的にも闘いながら、毎日現場に来てくださっていたと思います。どんなにキツくても、絶対にこだわることをやめない皆さんがいてくださったからこそ、この作品のクオリティーを生み出せているんだなと心から感謝していますし、僕自身もこだわることをやめずにここまでやってこられたと思っています。
作品の中では、僕が海ちゃんのお父さん役でしたけど、現場では皆さんが(泉谷)星奈ちゃんを毎日気に掛け、皆さんでお父さん役、お母さん役をやっていたのかなと思いますし、そんな現場が大好きでした。心から感謝しています。本当にありがとうございました。