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井川遥:命懸けの体験は「出産」 呼吸省エネで「今までで一番静かなお産と言われて」

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 俳優の井川遥さんが11月11日、東京都内で行われた、阿部寛さん主演の映画「ショウタイムセブン」(渡辺一貴監督、2025年2月7日公開)の完成報告イベントに登場した。同作は、爆破犯からの1本の電話から始まる命懸けの生放送(ショウタイム)をリアルタイム進行で描くサスペンス・エンターテインメント。作品にちなみ、命懸けの体験を聞かれた井川さんは「命を懸けているなと思ったのは出産ですね」と明かした。

 井川さんは、第2子の出産の際のエピソードを明かし、「2人目のときはだんだん覚悟ができているんですけど、やはり個人差もありますし。痛みの中で、だんだん呼吸を省エネモードにすることを覚えだしたんです」と、水をもらう時なども小さな声で話していたという。「(出産の)後で助産婦さんに『今までで一番自然静かなお産でした』と言われたんですけど、私は静かなお産をしたのではなくて、消耗しないようにしていて。『私は乗り越えられない』となった時に産声をあげたんです」と語った。

 イベントには、阿部さん、竜星涼さん、生見愛瑠さん、吉田鋼太郎さんも登壇した。

 同作は、韓国で大ヒットしたハ・ジョンウさん主演の「テロ,ライブ」(キム・ビョンウ監督)を原作に、オリジナル展開を盛り込んだ。午後7時から放送されている国民的報道番組「ショウタイム7」を降板させられた元キャスターの折本(阿部さん)は、抜け殻のように日々を送っていたが、爆破テロ事件の犯人から交渉役に指名され、キャリア復帰をかけ、犯人との中継を結ぶ緊急生放送を始める……という展開。スタジオ内にも爆弾が仕掛けられていると明かされ、全ての発言が生死を決める極限状態に追い込まれていく。井川さんは、折本の過去の盟友であり、事件の真相へと迫る記者・伊東さくらを演じる。

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