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荒川静香:ドーナツくわえてイナバウアー 氷上で“シュールな舞”披露

 フィギュアスケーターの荒川静香さんが、9日から放送されるミスタードーナツの新商品「のびのびポン・デ・リング」のCMで、同商品をくわえながら氷上でイナバウアーを披露していることが9日明らかになった。ユーモラスな映像に荒川さんは「シュールな絵だな」と語りつつ、スタッフから「今回の技を“ポン・デ・バウアー”と命名してもいいでしょうか?」と提案されると、「それいいですね!」と公認している。

 新CM「のびのびポン・デ・リング 荒川静香のびのびスケート」編は、フィギュアスケートのアイスショーが舞台。生地が伸びる「のびのびポン・デ・リング」の特徴を表現するため、ドーナツをくわえたまま華麗にリンクを舞う荒川さんが、スピンやターン、ジャンプをするたびにドーナツが長く伸び、最後はイナバウアーで演技を締める……という内容。同日から全国で順次、放送される。

 撮影は1月下旬に横浜市の新横浜スケートセンターで行われ、荒川さんは自前のコスチュームを10着以上持参し、演技中の振り付けもすべて自分で考案するなど、「ミスドファン」を自称するだけに、かなりの力の入れよう。優雅で力強い演技に、監督は「ずっと見ていたい」とカットをかけるのをためらうほどで、一つの演技を終えるたびにスタッフからは拍手が自然と沸きあがったという。

 荒川さんは「子供のころから大好きなミスタードーナツのCMに出演することができるなんて、夢のようです」と喜び、撮影については「すごく楽しかったので、あっという間に時間がたって、撮影が終わるころには寂しくなっちゃいました」とコメント。今年の目標を聞かれると、「仕事と家族のバランスを取ることが最大の課題。常に変わりゆく娘の成長に取り残されないよう、また、その成長を見逃さないよう、毎日を大事に過ごしていくのが目標です」と語っている。

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