三浦理恵子さんが自分で漬けたぬか漬
こんにちは、三浦理恵子です。連載2回目を迎えることができて、とてもうれしく思っています。今回は“美容にいい食事”のトップバッターとして、ぬか漬の魅力を詳しくお話させていただこうと思います。たくさんの栄養がぎゅっと詰まったぬか床に、野菜をじっくり漬けていただくぬか漬。そういえば、三浦家の食卓にはいつもぬか漬がありました。母は家族の健康をいつも考えてくれていたのですね……。懐かしい香り……。まさに日本の美容食ですよね。漬けることで、生食より野菜のビタミンが増す効果があると聞いたこともあります。
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◇ぬか漬との出合い
私が本格的にぬか漬にハマッたきっかけは、ある和食屋さんでいただいたぬか漬のおいしさに感動したことでした。作り方をたずねると、「好きな野菜を漬けて、毎朝少しだけかきまぜる」というだけの、とてもシンプルな方法でビックリ。「これなら私にもできる!」と思い、作り始めました。今では朝の歯みがき同様、ぬかを混ぜてあげることが日課となっています。仕事で数日家を空ける場合は、冷蔵庫で保管。これなら忙しくても安心ですよね。
◇ぬか床にも栄養がたっぷり
そしてこんなに手軽なぬか漬、栄養価の高さにも驚きです。体の内側からキレイを目指す人にとって、ありがたい要素が詰まっています。
★ぬかに含まれる栄養
・乳酸菌
・ビタミンB
・酵素
・食物繊維
ほら、美容に敏感な人ならピンと来るキーワードばかりですよね。「野菜より肉派。でもバランスよく栄養を摂りたい……」と毎日頭を悩ませていた私にとって、ぬか漬は救世主でした。苦手なニンジンも、ひとたび漬けると食べられるようになったんですよ。女性の頼もしい味方ですね。
◇お酒のおつまみとしても最適
それから、お酒好きな私にとってうれしい発見だったのが、ワインのおつまみとしての活用法。私の最近のお気に入りは、ワインと一緒にキュウリのぬか漬とクリームチーズをいただくこと。よく考えると、どれも発酵食品なんですよね。味の相性がいいのもうなずけます。日本酒や焼酎にも合いますよ。
◇初心者の方にオススメの野菜
さあ、ここまで読んで「私も作りたい!」と思った方、いらっしゃるんじゃないでしょうか。初心者の方にオススメなのは、キュウリや大根です。私は幅50センチくらいの、冷蔵庫に入るサイズのタッパーにぬか床を入れているのですが、キュウリ3本だったら、2、3日ほどで食べるのがオススメ。あまり長く漬けると古漬になるので、少しずつ自分の好みを探りながら漬けるのも楽しいかもしれませんね。
◇漬け過ぎても活用法はいろいろ
ちなみに私の場合は、古漬けになったら料理の具材としてよく使っています。酸味が強くなるので、アクセントになるんですよ。
★“三浦理恵子流”古漬け活用レシピ
・大根、タケノコの古漬……スライスしてお吸いものの具材に。
・ニンニクの古漬……野菜炒め、チャーハンの具材に。
・数種類の古漬をまとめて
1)細かく千切りにして水気を絞り、薬味を足してお酒のおつまみに。カレーの福神漬代わりとしてもOK。
2)納豆に薬味として混ぜたり、しらすと合わせて海苔(のり)でご飯のお供に! これは子供のころ、朝、食欲がなかった私に父が作ってくれていました。
◇ぬか床はどこで手に入る?
最後に「ぬか床はどこで入手できるの?」と思った方にアドバイス。スーパーでも売られていますが、精米所や野菜の直売所などでも、格安で手に入ります。私はそちらの方が断然オススメ。近くのお店で手に入れて、気軽に試してみてくださいね!
次回は、私の入浴方法を紹介したいと思います。
キレイを目指すのに、遅いなんてことはありません! まずは、やる気を出して! 楽しみながら一歩ずつ前進しましょう。
*…‥次回は8月8日に掲載予定です。
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