俳優の市村正親さんが、10月10日放送のバラエティー番組「日曜日の初耳学」(MBS・TBS系、日曜午後10時)に出演する。市村さんは、対談企画「インタビュアー林修」に登場し、これまでの俳優人生を振り返り、出演作にまつわる貴重なエピソードや驚異の役作りについて語るほか、ミュージカル最新作「オリバー!」で初共演する息子への思いも明かす。同日の放送は午後10時25分から。
予告動画では、「テレビ初公開・市村流子育て」というテロップとともに、市村さんが「こんな幸せなことはない」と頬を緩める様子も映し出されている。
圧倒的な存在感で、24歳の時に劇団四季で俳優デビューして以来、「キャッツ」「オペラ座の怪人」「ミスサイゴン」など、これまでに101の人気作品に出演。72歳となった現在も、ミュージカル界をけん引するトップスターとして走り続ける市村さん。その演技力は、ブロードウエーの演出家も惚れ込むほどで、市村さん自ら“役者バカ”と語っている。
番組では、画家・ゴッホを演じた舞台「炎の人」などの作品を挙げ、“役を生きる”ために市村さんが行っている「驚きの役作り」に迫る。また、市村さんが数々の舞台をともにした演出家・蜷川幸雄さんからの「役者として生きていく上で忘れられない言葉」や、市村さんが指針とする「ミスサイゴン」の演出家にかけられた言葉も披露する。
市村さんは「過去に蜷川さんから数々のダメ出しを受けたことで、俳優歴48年の今でも、ダメ出しされることで自分を高めたいと思い続けている」と明かす。また、「ダメ出し」にまつわる俳優・大泉洋さんとのエピソードが、大泉さんのコメントともに紹介される。さらに、第一線で活躍し続けている市村さんが、今、その高い演技力に注目する5人の後輩俳優の名前を明かし、魅力について熱弁する。