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マンガ家の東村アキコさんが7月20日、“全部活字”の初エッセー集「もしもし、アッコちゃん? 漫画と電話とチキン南蛮」(光文社)を発売した。テーマは自らの子供時代で、東村さんの人生に影響を与えた「なつかしのマンガ」にまつわるエピソードが満載。マンガのみならず、文章でもギャグセンスが炸裂する。
東村さんは、1999年に「フルーツこうもり」でデビューし、育児エッセーマンガ「ママはテンパリスト」が100万部を超える大ヒット。以降、「マンガ大賞」など数々の賞を受賞した。
父親、親戚が電電公社(現NTT)に勤め、物心ついたときから自宅の床の間にはさまざまな電話機が並んでいた「電話局ファミリー」だったという東村さん。エッセーは、気がつけばマンガ家を目指していた子供時代のやんちゃネタから、中学・高校での爆笑エピソードまでをつづる。同時に、40年ほど前は誰も想像さえしていなかった「電話でマンガを読む時代」の到来について、マンガ家としての当事者しか持ち得ない視点から裏面を語る。
出版にあたって東村さんは「幼少期から高校生までのおもしろエピソードと、電話にまつわる話と……。かくかくしかじかに描けなかった子供の頃の思い出の実話エッセーです。文章の本出すの緊張してますが」とツイッターでコメントした。四六判。1540円。