取材に応じた馬場ふみかさん
俳優の馬場ふみかさんがクリエーティブディレクターを務めるインナーブランド「misora(ミソラ)」が7月24日、デビューする。1年以上かけて商品を開発し、「思い描いていたものができた」と自信を見せる馬場さんに、商品のこだわりや、ブランドのビジュアルで見せる美ボディーの作り方について聞いた。
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◇自ら何度も試して「思い描いていた」ブラジャーが完成
ブランドコンセプトは「as is/ありのまま」。「ありのままのあなたらしさをより美しく輝かせることを大切にする」とメッセージを発信する。ブラジャーには、盛って大きく見せたり、抑えて小さく見せたりするものもあるが、馬場さんは「自分のある胸をきれいに見せる」ことを第一に考えた。
ブラジャーで特にこだわったのは「洋服を着たときになるべく“あたり”(下着のライン)が出ないこと」だという。
「(ブラの)上のほうは生地が薄いので、カップのあたりが出てしまって素材を変えるなど、何回もサンプルを作ってもらって、その都度、自分で着用して使用感を確かめました」
自身のモデルとしての経験から「自分なりに洋服がきれいに見えるシルエットがある」といい、今回はそれを目指した。
「個人的に、バストが大きくて、横に広がったり下がったりするのがあまり好きではないので、バストを横と下からワイヤで支えるようにしました。
バストの見せ方の好みは人それぞれです。大きく見えるのが好きな人も、なるべく目立たないようにしたい人もいる。洋服をきれいに着られることを考えて作ったこのブラジャーが、選択肢の一つになればいいな」
◇美ボディーのために「ストレスなく生きる」
ブランドのビジュアルでは自らブラジャー、ショーツ、Tシャツ、ブラタンクトップを着用し、美しいボディーを披露している。どのような体作りをしているのか尋ねた。
「『撮影するぞ』っていうときに、急いでプロのもとに駆け込みます。エステに行ったり、筋肉をほぐしてもらったり。でも、日常的には、なるべくストレスのないように生きたい、という気持ちが一番。痩せなきゃいけない、細くなきゃいけないと思うと、余計に食べたくなるので、多少、体重が変動したとしても、おいしいものを楽しく食べて、幸せに過ごすほうがいいなって」
ここにも「as is/ありのまま」のマインドが表れている。
「年々、考え方がそうなってきました。もちろん、適度な運動はしますが、それはやりたくてやっていること。運動もたまに1回やるからつらいけど、継続的にしていればそんなにつらくない。日常でできる範囲のことを継続的にするのが自分には合っています。でも、やっぱり撮影の日が近づいたらプロの手を借りちゃうんです(笑い)。
答えを出すのは難しいですけど、美しさの基準は人それぞれで、人に押しつけることでもない。これからも、自分にとっての“美しい”が何かを探していきます」
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