美容誌「MAQUIA」2月号の表紙ビジュアル
<前編>注目キーワードは“肌管理”と“盛り” 美容熱が高い本田翼から目が離せない
メークやスキンケアのアップデートのため、新たなアイテムも手に入れたい。月刊美容誌「MAQUIA(マキア)」の伊藤かおり編集長に注目アイテムを聞いた。(前後編の後編)
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◇バームリップが豊富に シャネルのパレットは汎用性が高い
「リップはミラーレスでつけられるバームリップがたくさん出てきています。『ディオール アディクト リップ グロウ』には黄色や水色もラインアップ。ティントバームだから自分の唇の色を活かし明るく見せてくれる色味です」
ほかにも、ソフトマットな質感のカネボウの「ルージュスターブリーズ」(1月17日発売)、細身のパッケージで日常遣いしやすい色味がそろうSUQQU(スック)の「ベルベット フィット リップスティック」(1月24日発売)など、ソフトマットな質感のリップが注目。
また、伊藤編集長は「血色感にはチークは欠かせない」という。
「春は可愛い色も多いですが、血色感という意味でも、中顔面の短縮メークのお助けアイテムとしてもチークを使うのがおすすめ。単に色を載せるだけではなく、ハイライトやシェーディングの役割を果たしてくれるものも多く、個人的にはイヴ・サンローランの『メイクミー ブラッシュ パウダー』がすごく使いやすいなと思います。中の色とパッケージの色がそろっているのも可愛いんです!」
シャネルの4色パレット「ジュー ドゥ ルミエール」は汎用(はんよう)性が高いアイテム。
「1月8日発売の限定アイテムで、同ブランドの通常のアイシャドウパレット『レキャトルオンブル』より大きいサイズ。ゴールド系やブラウン系などの4色はアイシャドウにも、シェーディングやハイライトにも使えるので、これ一つで統一感のあるメークにまとまります」
ブラウン系のアイテムは、マットなものより透け感や光沢感のあるアイテムを選ぶと、自然なメリハリが生まれて“盛り”感がかなえられるという。
◇UVケアアイテムはマルチタスクに
ベースメークアイテムも新作が続々登場している。コンシーラーとしても使えるスティックタイプのファンデーションや、ファンデーション代わりに使えるコンシーラーなどは人気が続きそう。
「花王の『キュレル 潤浸保湿 ファンデ負担防止ベース』(2月8日発売)は、ファンデが直接肌につくことで、刺激を感じてしまう人のためのアイテム。トーンアップ系の下地なので、どんなファンデと合わせてもツヤのある仕上がりになり敏感肌でない人にもおすすめです」
また、下地代わりに使えるUVケアアイテムも注目すべきものが多いという。
「年々、猛暑の期間が長くなってきて、UVアイテムは日常から使ったほうがいい。日中、スキンケアもしてくれるマルチタスクなUVケアアイテムがとにかく多い。紫外線も防止するけど、乾燥対策はもちろん、エイジングケアだったり、ハリアップだったり、乾燥対策はもちろんみたいに、いろんなスペックが入ったUVが多いから塗っておいて損はないです」
◇寝る前の20分で体ぽかぽか、寝付きもよくなるマットは編集部でブームに
伊藤編集長がプライベートで最近買ってよかったものは、「シャクティマット」と教えてくれた。
「細かな針が無数に付いているマットで、夜寝る前に20分横たわります。私は痛みにわりと強いタイプなので大丈夫でしたが、最初は痛いと感じる人が多いと思います。血行が促進されて体がぽかぽかしてきます。
更年期で、夜眠れないという方もいると思います。考え事をして寝付きが悪かったり、寝る直前までスマホを見てしまったりして、睡眠の質が下がる。そうすると翌朝すっきりと起きられないし、1日のパフォーマンスが悪くてイライラして、またストレスで眠れない……と悪循環。このマットを使用してからは、熟睡できて、翌日は1日元気に過ごせました。編集部や撮影現場でも薦めたら、10人ぐらいその場でポチって、ちょっとしたブームを作りました(笑)」
<プロフィル>
いとう・かおり 1994年、集英社に入社。「non-no」「MORE」編集部を経て、2008年から「MAQUIA」編集部へ。2013年に副編集長、2019年に編集長に就任。
*MAQUIA……2024年に創刊20周年を迎えた美容誌(集英社刊)。美容の力を借りて、毎日をポジティブに楽しむすべての人たちを応援すべく、「明日の私をMAKEしよう」を新たなタグラインに設定。2月号(発売中)は通常版は齋藤飛鳥さん、特別版は「KAT-TUN」の亀梨和也さんと「なにわ男子」の大西流星さんが表紙を飾っている
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