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黒木瞳:筋トレデビューから1年、「気づいたときが始めるとき」 ジム通いで体の変化を実感

 1月31日に公開される劇場アニメ「ベルサイユのばら」(吉村愛監督)でナレーションを務める俳優の黒木瞳さん。昨年は「大好きな作品。ぜひ参加したかった」という同作との出会いがあったほか、14年ぶりのディナーショーも開催した。さらに「昨年、筋トレデビューしました。気づいたときがスタートだと思って一生懸命やっています」と新たな挑戦を始めた黒木さんにトレーニングについて聞いた。

 ◇筋トレデビューから9カ月 「何歳になっても筋肉はつく」と実感

 「怠け者で、なかなか1人ではやらないので、ジムでインストラクターの先生についています。週に2回を目標に1時間ぐらい。器具を使った運動や、家でもできる簡単な運動です。通い始めたら、いかに自分に腹筋も体幹もないかということが分かりましたね」と話す黒木さん。

 きっかけは60代を迎え、「今後もちゃんと歩けるように。仕事で周りの皆様にご迷惑をかけないように」という気持ちだったという。今では筋肉の名前もスラスラと言えるように。

 「先生が、ここは上腕三頭筋(じょうわんさんとうきん)、ここは菱形筋(りょうけいきん)、脊柱起立筋(せきちゅうきりつきん)、広背筋(こうはいきん)……と一つずつ、筋肉の名前をおっしゃるから、覚えていくんです。それで、今はどの筋肉を使っているか感じなさいって」

 ◇トレーニングは「苦しいけれど笑顔で」

 インタビューの時点では、筋トレデビューから9カ月。少しずつ、体の変化を感じることがあるという。

 「まだ、そんなに変わらないんですけれど、先日ダンスをやったとき、以前だったらフニャッとなってしまうようなところの踏ん張りが効くようになっていました。今まで本当にだらしなかったなと反省しました。筋肉って何歳になっても鍛えればつくんですね。だから、気づいたときがスタートだと思って一生懸命やっています」

 写真撮影:川上博司

 <プロフィール>

 くろき・ひとみ 俳優。これまでの映画作品において、WEIBO ACCOUNT FESTIVAL2022 最優秀主演女優賞受賞。2023年6月公開映画「魔女の香水」では主演。2024年、14年ぶりディナーショー「for you」を演出・出演。2025年1月からはリーディングエンターテイメント「ルビンの壺が割れた」の演出・出演も手掛ける。近年は映画監督として4作品を手がけ、エンターテインメントの世界で幅広く活躍中。

 *……劇場アニメ「ベルサイユのばら」は池田理代子さんが1972~73年に連載した同名マンガが原作。フランス革命の時代を舞台に、男装の麗人オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェと、オーストリアから嫁いできた王妃マリー・アントワネットらの愛と人生を美しく描いた。オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェの声を沢城みゆきさん、マリー・アントワネットを平野綾さん、アンドレ・グランディエを豊永利行さん、ハンス・アクセル・フォン・フェルゼンを加藤和樹さんが演じる。

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