検索
5月13日放送の「徹子の部屋」に出演した宮川一朗太さん=テレビ朝日提供
1 / 1

5月13日放送の「徹子の部屋」に出演した宮川一朗太さん=テレビ朝日提供

写真を見る全 1枚

宮川一朗太:20年前に離婚、元妻の遺品整理で未送信LINEを発見 自宅で看取るまでの経緯を「徹子の部屋」で明かす

 俳優の宮川一朗太さんが、5月13日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。20年前に離婚し、その後、男手一つで娘2人を育て上げた。次女が結婚して2年前には初孫が誕生し、“おじいちゃん”になったという。2年前に元妻を自宅に迎えて、娘と看取った経験などを語った。

 離婚後、南の方に移住していたらしい元妻は、7~8年前にがんを患い、2年後に転移が見つかった。ステージ4で、治療のため、東京に転院して闘病していた。

 何回か見舞いに行った際に元妻は「病院はいやだ」と繰り返した。病院とも話し合ったところ、末期で長時間移動は難しく、極力の病院から離れていない場所にと言われ、自分の自宅しかなかったという。

 宮川さんは「私も非常に逡巡がありまして。別れた元嫁を迎え入れるのはどうなんだろうと。今も嫁はいない(再婚していない)んですけれど、自分の中での葛藤がいろいろあった」と振り返った。長女が「私がお世話をするから、パパは時々面倒を見てくれればいい」と提案。迎え入れることになった。

 簡易ベッドや酸素吸入機、車椅子などの長期リースを長女が全部手配し、元妻が自宅へやってきた。「彼女をベッドに寝かせて、元嫁とこれからしばらく不思議な生活が始まるのかな、なんて思っていたら、その翌日に旅立ちました」と回顧。長女と看取ったという。

 「病院はいやだと言っていたから、家に来て、病院じゃないと思ってホッとしたのかな」と思いをはせた。

 元妻の生前、病院へ見舞いに行ったが意識が混濁しているので、来たことも分からなかったかなと娘と話したことがあった。しかし、遺品の整理で意外なことがあったという。

 「彼女の携帯を見ることができた。そしたら僕へ、お見舞いに来てくれてありがとうって書いたLINEが残っていた。送信しないまま残っていたんです。やっぱり分かってたんだねって。いろいろ込み上げてくるものがありました。出会って結婚して、お別れすること、いろんなことがありましたけれど、2人の娘と会わせてくれたのは間違いなく彼女ですから、今は本当に感謝しかありません」と話した。

写真を見る全 1枚

エンタメ 最新記事

アクセス上位記事