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鈴木明子さん:「心が折れてもあきらめない」 直筆メッセージを電子書籍に

 冬季五輪女子フィギュアスケートで2大会連続入賞するなどし、現在プロフィギュアスケーターとして活動する鈴木明子さん(29)が20日、電子書籍「ゆっくり壁を乗り越える33の言葉 心が折れてもあきらめない」(KADOKAWA/中経出版)を発売した。「毎日の積み重ねが心を育てる」「悩むのは真剣に向き合っているから」など、鈴木さんを支えた言葉が直筆で書かれている。

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 鈴木さんは、1985年3月28日生まれ。愛知県豊橋市出身。6歳からスケートをはじめた。摂食障害を乗り越え、2010年のバンクーバー五輪に出場し、8位入賞。14年のソチ五輪でも8位に入賞し、3月に競技生活から引退した。4月に初の書籍「ひとつひとつ。少しずつ。」(KADOKAWA)を出版した。

 鈴木さんは電子書籍につづった言葉について「誰かが私にくれたもの。苦しんだり悩んだりしている私への贈りものだった。あきらめず戦うことができたのは、この言葉があったから」と振り返り、「悲しいことがあったとき、つらいとき、絶望を感じたとき、がんばろうと思ったときに読んでください」と呼びかけている。300円(税抜き)。

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