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昨年9月に死去した女優の樹木希林さんの生前の言葉をまとめた書籍「樹木希林 120の遺言」が、宝島社から28日に発売される。価格は1200円(税抜き)。
書籍は、NHKスペシャル 「 “樹木希林 ”を生きる 」や、朝日新聞の連載「語る 人生の贈りもの」のインタビュー、雑誌、専門誌、フリーペーパーなどから厳選。「寺内貫太郎一家」について語った1974年の対談から2018年に亡くなるまでの120の言葉を収録した
樹木さんは、死生観について「がんがなかったら、私自身がつまらなく生きて、つまらなく死んでいったでしょう。そこそこの人生で終わった」と語ったり、是枝裕和監督とYOUさんとの対談で、子育てについて「ああするべきだ、こうしちゃいけない、ああしちゃいけないというものの中からは、人は育たない気がする」など話していた。
同社によると、樹木さんの生前の言葉をあしらった追悼広告を昨年10月に朝日新聞と読売新聞に掲載したところ、20~70代の幅広い層から反響があり、「樹木さんの語録を出版してほしい」と要望があったため、今回出版に至ったという。