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「世界遺産 ティワナク遺跡~インカ帝国を生んだ謎の古代文化~」の一場面=TBS提供
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「世界遺産 ティワナク遺跡~インカ帝国を生んだ謎の古代文化~」の一場面=TBS提供

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世界遺産:南米ボリビア「ティワナク遺跡」 インカ帝国につながる古代文化の秘密に迫る

 女優の杏さんがナレーションを務めるTBSのドキュメンタリー番組「世界遺産」(日曜午後6時)。3月6日の放送は「インカ帝国を生んだ謎の古代文化」と題し、南米ボリビアの「ティワナク遺跡」を取り上げる。    15世紀、アンデスの山々には、天空都市マチュピチュに象徴されるインカ帝国が存在した。インカのはるか以前には、聖なるチチカカ湖を中心に栄華を極めた文化の都ティワナクがあった。

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 標高3800メートルに位置するティワナクの中心部には、最盛期、およそ5万人が暮らしていたとされる。ピラミッド型のアカパナ神殿や、謎の人面像に覆われた半地下式神殿など祭事が行われていたと思われる石造建築物が現在も残されている。

 緻密な計算により巨石を組み合わせた建造技術や、神殿の柱を利用して作り上げられた天体観測システムなど、後にインカへとつながるティワナクの高度な文化が明らかになる。

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