女優の風吹ジュンさんが、3月9日に放送される黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系、月~金曜午後1時)に出演する。米国在住の孫への気持ちや、亡くなった両親についての思いを語る。
風吹さんは小学生の頃に両親が離婚。父とは50年以上会っていなかったが、親戚のすすめで会うことになった。たくさん会話をしたわけではなかったものの、会うことができて良かったという。そんな父は2年前に96歳で他界。亡くなった今は、全てが許せるようになったと明かす。
一方の母は、介護の間も気にいらないことがあると勝手に救急車を呼んで入院し、風吹さんを病院に呼びつけることもあったという。認知症が進み施設に入所してもらっていたが、亡くなった時は撮影中ですぐに会いに行けなかった。そのため、葬儀を待たせた償いに母に湯灌(ゆかん)を行うことにした。亡くなった後でも体が温まり穏やかな顔になった母を見送ることができ、本当に良かったと話す。