検索

あなたにおすすめ

森香澄:生理の悩み、「体調不良ではないと思い込んでいた」 30歳になり、体の状態を把握することでメンタルが安定と語る

 元テレビ東京アナウンサーでタレントの森香澄さんが10月15日、東京都内で、ツムラの発表会で行われたトークセッションに出演した。この日は、10月19日の「国際生理の日」を前に、早期に婦人科医師へ相談することの重要性を啓発するプロジェクトの発足発表会。森さんは「20代のころや、会社員のときは生理の悩みは体調不良ではないと思い込んでいた」と自身の経験を交えながら生理に伴う症状について語った。

 「生理中は腹痛、生理前はメンタルが不安定になるけれど、毎月のことなので当たり前になってしまっている」と明かし、「生理の悩みは体調不良ではないと思い込んでいた」ことや男性が多い職場だったことから「言いづらく、人に相談せずに抱え込んでしまったことはあった」と回顧。「今年30歳になって自分の体の状態を把握することを大事にしている。“把握している”ということでメンタルは落ち着いてきたかなと思います」と自身の対処法を語った。

 また、生理にともなう症状で婦人科を受診することをためらう人が多いと紹介されると、「(症状を)自分の尺度でしか測れない。ほかの人との痛みの差がわからないので、相談するのをためらう気持ちはわかる」と理解を示し、自身は20代前半のころ、婦人科を受診はしなかったものの、婦人科検診で悩みを相談したという。

 「相談したらストレスだと言われた。そのときストレスが原因で生理不順や不正出血があるんだと知った。原因がわかったことで落ち着いたり、対処法がわかったりしたので相談してよかった」と当時を振り返った。

 トークセッションには九州大学大学院医学研究院・生殖病態生理学分野の加藤聖子教授も出席。加藤教授は「この程度の症状で婦人科に行っていいのかと考えている人が多いと思うが、日常生活に支障があれば受診してほしい。月経痛があって市販薬で我慢できないとか、寝込んでしまうとか、月経周期が短くなった長くなったとか、自分でコントロールできないイライラがあるとか、そういうときには受診してほしい」と呼びかけた。

 さらに「若年層の段階でも症状があれば婦人科を受診することが大事。人生100年時代における女性の健康管理のためにも重要」と説明した。

 プロジェクトは「~あなたの答えがきっとみつかる~『生理の悩み相談しようプロジェクト』」と題し、アンバサダーには人気キャラクターのクロミを起用。医師からの動画メッセージ、特設サイト、ウェブCMなどを展開する。

ビューティー 最新記事

アクセス上位記事