取材に応じた菊地亜美さん
輝く女性に美容法や心の整え方など、美しさの習慣を聞く「私の美容習慣」。今回は今年3月に第2子を出産し、11月29、30日に東京・表参道にあるワールド北青山ビルで子育て世代向けイベント「MAMARIALfes.2025(ママリアルフェス)」を開催するタレントの菊地亜美さんに聞きました。
◇出産後は毎日のパックが基本ケア
20代前半のころから美容クリニックに行って、レーザーやフォトフェイシャル、シミケアなどをしていて『肌がきれいだね』って言われることが多かったんです。でも30歳で子どもを産んでから、シミやそばかす、しわが増えたり……。肌質もかなり変わって、やっぱりケアをしないとダメなんだなって気づいたんです。
でも、美容クリニックに行く時間はなかったので、ホームケアに力を入れるようになりました。いろいろな時短アイテムを探したり、美容液が浸透すると言われている美顔器や、パックの上から使うローラーなどもそろえました。
今はパックを毎日するのが基本ケアです。上の子は赤ちゃんのとき、私がパックをしている姿が怖いと言って泣いていましたが、下の子は生まれたときから私がパックをしている姿を見ているので慣れていて平気です。それぐらい毎日パックをしていますね。
夫が子どもをお風呂に入れてくれて、自分が一人でゆっくりお風呂に入れるときには、アロマ的な入浴剤を入れて汗をかいて、クレイ(泥)パックをして。
時間がないときは、トナーパッドの拭き取り化粧水を使います。特に朝は顔を洗った後に、それで顔を優しく拭いて。拭いた後にトナーパッドを顔にくっつけたまま、子供の朝ごはんを作っています。
◇「やらない日を作らない」精神で毎日続ける
やはり毎日続けることって大事だなと思います。特に顔色やトーンは、毎日のケアが大事。だから「やらない日を作らない」という意識で続けています。10~20分の美容液パックができない日は、手軽でお手ごろ価格のフェースマスクを5分だけとか、部分パックだけにすることもあります。
寝るときも「肌が潤ったまま寝る」ように。朝起きたときにクリームが残っているのか、皮脂なのかわからないぐらい、夜にクリームをつけていますね。朝起きたら、それをジェルタイプの洗顔料で“薄く”洗顔をしてとって、化粧水から始めています。このやり方で私の肌はけっこう変わるんです。特に季節の変わり目は肌が荒れやすいので、よくやっています。
◇髪のツヤで若々しく ヘアケアの大切さを実感するように
最近、気にし始めたのは髪。今までは肌をすごく気にしていて、髪の毛はたまに美容院でトリートメントをしてもらうぐらいで、ほぼ気にしていなかったんです。濡れたままの髪にタオルをターバンみたいに巻いて寝たりとか。
年齢を重ねて年上の方を見ると、髪の毛がツヤツヤしている人は、とても若々しく見えることに気づきました。振り返って自分はといえば、髪がバサバサで……。髪のツヤが“見た目年齢”に比例すると思ってから、髪に気を使うようになりました。
ブラシや、クシ、トリートメントをちゃんと選んで、ちゃんと乾かして、髪に摩擦を与えないように寝るようになって、だいぶ変わりましたね。あとはヘアミルクで水分補給をしてからドライヤーで乾かしています。ドライヤーも髪に優しいものに変えましたし、ヘアアイロンの温度も低めにして熱をあまり加えないようにしています。ヘアケアにこだわるのも大事だなと思っています。
今のお気に入りは、ブラシ型美顔器。朝起きたとき、寝る前に、ブラシとして髪をかき上げるアイテムなんですが、20秒ぐらいやるだけですごくすっきりするので気に入っています。すごくおすすめなので、友達の誕生日プレゼントや、出産祝いとしても重宝しています。
*……「MAMARIALfes.2025(ママリアルフェス)」は、菊地さんが「子供と参加できる楽しいフェスがもっとあれば」という思いでプロデュースする子育て世代向けイベント。入場料無料で、育児の情報を「知る」「聞く」「体験する」ことができる。ワールド北青山ビル(東京都港区)の1階、2階、14階で11月29、30日に開催。1階はトークショーを行うステージと協賛ブース、2階は体験ゾーン、14階は飲食スペースとなる。午前10時~午後4時。入退場自由。