三浦理恵子さん(右)と「ア・ラ・フランセーズ フランス語学校」のフレッド先生
この連載でも以前お話しさせてもらいました「フランス語を習う」という今年の目標に早速挑戦することにしました。今回は東京・恵比寿にある「ア・ラ・フランセーズ フランス語学校」でフレッド先生にレッスンをしてもらいました。
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◇まずは日常会話から 書いたらすぐに消すのがポイント!
今回のレッスンはフレッド先生とマンツーマン。こちらの教室ではマンツーマンはもちろん、友人と何人かでレッスンに来る人もいるのだとか。私は今回がフランス語初挑戦ということで「最初からたくさん覚えるのは大変なのでレッスンは1時間弱くらいにしましょう」と先生。まずは、自己紹介の仕方からスタートです。
「最初はホワイトボードに書きますが、その後すぐに消すので、見ないで発音するようにしましょう。なので、最初は集中力が必要かもしれませんね」とフレッド先生。
最初は「こんにちは、私は理恵子と言います」という言葉から。ここでまず一つ発見がありました。
「Bonjour, Je m’appelle Lie(eにアキュート・アクセント)ko」
先生はホワイトボードにこう書き、「ボンジュール、ジュマペール リエコ」と発音。続けて私が発音します。英語ではRiekoと書きますが、先生によると「フランス語で書くと『L』になります。英語では『R』ですが、これだとフランス語で『リエコ』という発音にならないんです」とのこと。
なんだか新鮮な感じがしました。これに「あなたは?」という意味の「et vous?」(エ ヴ?)という語を続けることで、
「Bonjour, je m’appelle Lie(eにアキュート・アクセント)ko. Et vous?」(ボンジュール、ジュマペール リエコ エヴ?)→こんにちは、私は理恵子です。あなたは?
というあいさつが完成。この調子で、どんどん例文を練習していきます。
「Je suis actrice.」(ジュ スィ アクトリス)→私は女優です。
「Vous e(eにサーカムフレックス)tes un professeur.」(ヴ ゼット プロフェッサー)→あなたは講師です。
「Est-ce que vous e(eにサーカムフレックス)tes japonaise?」(エスク ヴ ゼット ジャポネーズ?)→あなたは日本人ですか?
「Oui, je suis japonaise.」(ウィ ジュ スィ ジャポネーズ)→はい、私は日本人です。
「Est-ce que vous e(eにサーカムフレックス)tes chinoise?」(エスク ヴ ゼット シノワーズ?)→あなたは中国人ですか?
「Non,je ne suis pas chinoise.」(ノン ジュ ヌ スィ パ シノワーズ)→いいえ、私は中国人ではありません。
「Est-ce que vous e(eにサーカムフレックス)tes journaliste?」(エスク ヴ ゼット ジョナリスト?)→あなたはジャーナリストですか?
「Non,je ne suis pas journaliste」(ノン ジュ ヌ スィ パ ジョナリスト)→いいえ、私はジャーナリストではありません。
こうした文章を先生がホワイトボードに書き、先生に続いて私が何度か発音すると、先生はすぐに消していきます。このすぐに消す、というのがポイント。「ボードに書いたままだと読んでしまうので、それだと覚えにくいんですね」と先生は言います。
確かに、すぐ消されてしまうと、改めて聞かれたときになんとか思い出そうとするので、すごく頭を使うんです。先生は一つの例文が終わると「Tre(eにグレイブアクセント)s bien!(トレビアン=とても良いです)」と言って、すぐに次の例文へ。スピーディーなレッスンに思わず「楽しい! でも頭の中が筋肉痛になりそう(笑い)!」と笑ってしまいました。
レッスンではこの例文を繰り返し復習します。例文の質問をされるのはもちろん、「私がフランス人か聞いてみてください」「私の職業はなんですか?」と逆のパターンも聞かれるので頭は常にフル回転。新鮮で楽しい体験ができました!
◇舌の使い方がポイント フランス語独特の発音
続いて発音のレッスンへ。フランス語独特の、発音が難しい音を重点的に習っていきます。まずは「B」「V」。
「『V』は上の歯を下唇につけて、音を伸ばします」と先生。空気を震わすような『ヴー』という発音です。一方で「反対に『B』は唇を強く結んで発音します」とのこと。
この二つの発音で気を付けなければいけないのが「Vin」と「Bain」という言葉。
「Vin」(ヴァン)は「ワイン」という意味で、「Bain」(バン)は「お風呂」という意味。なので、しっかり言い分けないと混乱させてしまうんですね。日本人にとっては似ているように感じる音ですが、先生はこんなふうに言っていました。
「間違えると『ワインお願いします』と言いたいのが『お風呂お願いします』になってしまいます。フランス人にとっては全く違う発音なので、こんな間違いをするとも思わないんです。なので、ちゃんと発音しないと『おかしな人だなあ』と思われてしまいますよ(笑い)」
さらに、フランス語独特の発音の一つが「R」。この発音は舌を使った独特のもので、先生は「もし今日できなくても大丈夫です。発音には舌を使うんですが舌は筋肉です。練習が必要。練習すればするほど鍛えられて、発音もスムーズになりますから」と説明してくれました。
フランス語の「R」は、アーという音を伸ばしながら舌を後ろに引く、というもの。ただ、英語のように舌を巻いて発音するのではなく、舌先を上げずに、舌を後ろから引いて、音をかすれさせるように発音するのだそう。
実際に先生の音をまねて発音してみます。何度か繰り返すと「舌先はちょっと上がっているかもしれませんが、99%オーケーです!」と先生。ちょっとうれしくなってしまいました。
新しい言葉を覚えるのはすごく楽しくて、勉強するという感じではなく、ゲーム感覚で、あっという間に時間が過ぎてしまいました。次回は、フレッド先生との対談をお届けします。
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