元CoCoで一緒に活動していた宮前真樹さん（右）と対談した三浦理恵子さん

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三浦理恵子の美容ライフ：第14回　対談編・下　ゲスト・元CoCoの宮前真樹さん

2013年01月23日　15:00

　寒い日が続きますが、みなさん体調を崩したりはしていませんか？　健康管理は美容の基本。とっても大切なので、ちょっとでも「あれ、おかしいな」と感じたら、すぐに対処するように心掛けてくださいね。

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　さて今回は、引き続き「CoCo」で一緒だった宮前真樹さんとの対談の続きをお届けします。体形キープの話から、キレイのために今年やりたいことについてなど、いろいろと語り合いました！

　◇マクロビは体内環境を整えることにつながってる（三浦さん）

　三浦さん：真樹ちゃんて、マクロビオティックにも詳しい？　私、実は少し興味があるんだけど、正直難しそうなイメージがあるでしょう？　手軽に作れるマクロビのメニューってあったりするのかな？

　宮前さん：マクロビは専門的に取り組んではいないけれど、手軽に取り入れるなら茶色い食材を選ぶってことも一つかも。すべて取り入れるのは難しいから、玄米や全粒粉など手軽にできることから始めたら？

　三浦さん：玄米や全粒粉って食物繊維が豊富だから、腸を整えるのにもよさそう！　腸をキレイにすることって、肌の状態にすごく影響するよね。お通じが悪いと肌が荒れたりするし、反対に快調だと肌もツヤツヤになる。マクロビって結局、体内環境を改善させることにつながってるんだなあ。茶色い食材を積極的にとるっていう心掛けなら、手軽にできそう！

　◇理恵子に会うと「やせなきゃ！」って焦る（宮前さん）

　宮前さん：ところで今日もそうなんだけど、私、理恵子と久々に会うと「やせなきゃ！」って焦るんだよね（笑い）。細さに毎回驚くの。並ばないで「前を歩くか後ろを歩くかにして～」って言いたくなる（笑い）。

　三浦さん：そんな（笑い）。だけど、体形管理はかなり敏感でいるようにはしてるかな。体重を落とすよりも体形をキープすることの方が、私には重要なのかもしれない。自分の中で基本となる細身のジーンズを持ってるんだけど、それでたまに体形をチェックしてるの。「これがきつくなったらやばいぞ」って。

　宮前さん：分かる、分かる！　私も、昨日たまたま細身のパンツをはいて、ウエストのお肉がブニョって乗っかる感じがあって、「やばい」って思ったところ（笑い）。

　三浦さん：会ったときにお互いにいい影響を与え合ってるよね。美容についてのライバルは必要だよね！

　◇自分の体に“敏感でいること”こそ重要（三浦さん）

　三浦さん：体形に限らず、自分の体に敏感でいるように心掛けてるんだ。例えば、食べた物を覚えているとか、体重計に毎日乗るとか、肌の乾燥や、のどの渇き……何か感じたらすぐに対処するの。

　だからソファにも、テーブルにも、ベット脇にも、化粧水やハンドクリームを置いていて、ちょっとでも気になったらパパッと潤い補給できるようにしてるの。何かルールを決めて、「さあケアするぞ！」っていうのは私向きじゃないから、生活の中で気軽にさっと手に取れるスタイルの方がよくて。かわいいカゴの中に、インテリア風に置いておくだけなんだけど、こまめなケアが習慣化できるからすごくおすすめ。

　宮前さん：それってすごくいいよね。以前、理恵子の家にお邪魔したときに、こまめにシュッと化粧水をつけたりしてる姿を見て、「だからいつもツヤツヤなんだ～！」って納得したの。だから、ひそかに私もマネしようって思ってたんだ。でもさ、何年か前に集中的に体作りしてた時期もあったよね？

　三浦さん：そんな時期もあったね（笑い）。

　◇40代のお食事やお手入れをどう行うかで、50、60代に差が出る（宮前さん）

　宮前さん：理恵子はやるときはストイックだし、まじめ。「今日はいいかな」って気が緩む様子がなかったのが印象的だったな～。ブレないんだよね。だから今こうしてキレイを保てているのかもって、その秘密を見た気がしたな。最近は運動してる？

　三浦さん：実は昨年の後半あたりから、手ごろにできる運動を、生活に無理ないレベルで取り入れ始めているところなの。体を動かすことで、自然にメンタルにも変化があるの、知ってた？　不思議と前向きになって、行動力もわいてくるの。ほかにも、夜寝つきがよくなって眠りの質も向上したりもするみたいで、今、すっごく運動に対するモチベーションが上がってきてるんだ。

　宮前さん：そうなんだ！　私も今月40歳を迎えて、いろいろと体を見つめ直す時期に来たなと思っているところ。理恵子の前向きな姿勢は見習いたいな。私ね、自分の人生における40代って、すごく大きいものに感じているんだ。今の時期のお食事や、お肌のお手入れをどうするかによって、50、60代に大きく差が出てくると思うの。周りにはすごくイキイキして女性としても輝いてる人生の先輩方が多いから、そういった人たちを目標に頑張りたい。

　◇たくさん笑って楽しいことをイメージすると、肌がぷるんと上がる（三浦さん）

　三浦さん：そういう気の持ち方って、表面のキレイに影響するよね。顔の表情も、年を重ねるごとに右と左で違いが出てくるんだって。おまけに、悩みごとが多いとほうれい線ができやすくなったりもするらしいの。だから私は、たくさん笑って楽しいことをいっぱいイメージするよう心掛けて、肌がぷるんと上がるようなライフスタイルにしていきたいな。運動についても、無理してトレーニングに通いつめるんじゃなくて、自分で毎日できることを習慣づけたいなって思ってる。

　宮前さん：生活は顔に出るよね！　若いころは「目をハッキリさせたい」とかいうことばかり考えてたけど、今はだいぶ変わったな。下を向いて考えごとをしてるときに、無意識に口角が下がっちゃってるときがあるんだけど、そんな自分に気づいたら「いけない！」って、あわててきゅっと口角を上げるようにしてる（笑い）。

　三浦さん：あはは。真樹ちゃんも新しいことをはじめたりして、考えごとも多いもんね。だけど、本当に一歩ずつ進みながら形にしていっている真樹ちゃんは、私にとって誇り。自分でやらなきゃいけない作業も多いと思うけど、一生懸命頑張っているんだろうなって、会う度に伝わってくるよ。

　◇年下からも年上からも可愛いと思える女優さんのままでいて（宮前さん）

　宮前さん：私こそ、デビューしてからずっと第一線で頑張っている理恵子の姿は誇りだよ。シリアスな演技もできるのに、ときどきセクシーな役にも挑戦したりしていて。セクシーさの中に可愛さを表現できる女優さんって、本当にまれだと思うんだ。もっとどんどん幅広い役に挑んでいってほしいな。そして、年下からも年上からも、可愛いって思える女優さんのままでいてほしい。

　◇真樹ちゃんと一緒だとリラックスして自分らしさが出せる（三浦さん）

　三浦さん：ありがとう。私もずっと真樹ちゃんを応援させてね。この連載「三浦理恵子の美容ライフ」も、マニュアルにとらわれないで、もっと素直な私の声を織り交ぜながら、いろんなお話をしていきたいなって考えてるの。今日改めて、真樹ちゃんと一緒だとすっごくリラックスして、自分らしさが出るなって分かった（笑い）。またチャンスがあったらぜひお話を聞かせてね。今日は本当に楽しかった！

　◇さいごに

　いつも新しいことに興味を持って、人生に取り入れる真樹ちゃん。お店の名前のように、ナチュラルでキレイな優しい女性です！　私もそんなふうに13年は前進する1年にしたいと思います。

　キレイを目指すのに、遅いなんてことはありません！　まずは、やる気を出して！　楽しみながら一歩ずつ前進しましょう。

　＊……次回は2月13日に掲載予定です。

　＜宮前真樹さんのプロフィル＞

　1973年1月16日生まれ、東京都出身。89年にアイドルグループCoCoのメンバーとしてデビュー。04年からの芸能活動休止をへて、現在は料理研究家として幅広く活動中。コルドンブルーのディプロムをはじめ、食育インストラクター、食農検定資格など食や料理にかかわる資格を取得。10年には東京・青山に「Cafe Restaurant M．Nature （エム・ナチュール）」をオープン。野菜ソムリエやフードアナリスト資格を生かし、さまざまな食育活動を行っている。

　＜宮前真樹さんのお店＞

　「M．Nature（エム・ナチュール）」：東京都渋谷区渋谷2−2−3　ルカビルB1F（東京メトロ「表参道駅」徒歩7分）▽営業時間：午前11時半～午後11時（月～金曜）、正午～午後11時（土曜・祝日）、日曜は貸し切りのご利用のみ▽問い合わせ：電話03・5466・1537▽公式サイト：http://mnature.jp/

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