菊池亜希子：理想の結婚像は「嫌な部分を共有できる関係」

　モデルで女優の菊池亜希子さん（32）が23日、東京都内で行われた映画「グッド・ストライプス」（岨手＝そで＝由貴子監督、5月30日公開）の完成披露試写会に登場。理想の結婚について聞かれた菊池さんは「『いいな』って思えることを共有することを大事に思う人っていると思うんですけど、私は『嫌だな』とか『しんどいな』とかネガティブな感情、嫌な部分を共有して認められる関係性の方が信用できるって、この年になって思い始めてます」と語った。

　映画は、別れるつもりだったカップルが妊娠をきっかけに結婚することになり、準備を進めるうちに知らなかった相手のルーツを知ることになる……というストーリー。菊池さんは、10代のころはパンクに傾倒していた“ゴスっ娘”だったが、いつの間にか普通になった萬谷緑、菊池さんとともにダブル主演を務めた俳優の中島歩さんがウェブデザイナーの南澤真生を演じている。

　試写会には臼田あさ美さん、杏子さんらも登場。臼田さんは「緑と真生が夫婦になっていく姿は、自然の流れなのか、不自然な流れなのか分からないですけど、互いがウジウジしていてもいいんだなって思えますし、それが2人にはロマンチックだったりして、他の人からは分からないっていうのが夫婦になるってことなのかなって思いました」とコメントした。

　また杏子さんは「できちゃった結婚ってある意味、合理的。ぶつかり合っても、最終的にはお互いを求めて結婚していくさまは、あやかりたいなって」と語っていた。