音楽フェスファッションチェック：今年の「ウルトラ」はヒッピーバンドやモノトーン×肌見せに人気

　米マイアミ発の世界最大級の音楽フェス「ULTRA　MUSIC　FESTIVAL（ウルトラ・ミュージック・フェスティバル）」が、9月に東京・お台場の特設会場で開催される。同フェスは、来場者のファッションに注目が集まるフェスとして知られている。今年3月27～29日にマイアミで開催された来場者の注目ファッションを取り上げる。

　◇ヒッピーバンドやハットで手軽におしゃれ度アップ

　昨年の同フェスは、大きな花の髪飾り「フラワークラウン」が流行。今年はそのフラワークラウンより、細く小ぶりな髪飾り「ヒッピーバンド」が人気を集めた。おでこのあたりに巻くヘアアクセサリーで、巻くだけでボヘミアンな雰囲気になる。レースのワンピースや、丈の短いトップスとショートパンツ、スニーカーといういでたちのスパイスに使われていた。

　また、ショートトップスにショートパンツというベーシックな組み合わせに、つばのあるハットを取り入れたコーディネートも見られた。

　◇モノトーン×肌見せ　小物はウエストポーチに注目

　トップスやボトムは、ボヘミアンファッションのほか、モノトーンのコーディネートが多数。ショート丈のトップスでウエストをチラ見せするのが主流で、足元は黒のスニーカーやサンダル、ブーツなどさまざまだった。ニーハイソックスを合わせる人もいた。

　小物はウエストポーチに注目。カラフルなポーチを差し色にしたり、モノトーンコーデに黒のポーチを合わせるなどしていた。

　「ULTRA　MUSIC　FESTIVAL」は1999年にマイアミでスタート。著名なDJのプレーが見どころで、2013年は6日間で約30万人を動員した。ほかにスペイン、ブラジル、チリ、アルゼンチン、クロアチア、韓国、南アフリカ共和国で開催されており、日本では14年に初開催され、2日間で約4万2000人を動員した。今年は9月19～21日に東京・お台場の特設会場「TOKYO　ODAIBA　ULTRA　PARK」で「ULTRA　JAPAN　2015」として開催される。また韓国・ソウルで6月12、13日に開催される。