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SMAP:12月31日で解散 メンバーは事務所残留へ

 国民的人気グループ「SMAP」が今年12月31日で解散することが14日、明らかになった。所属するジャニーズ事務所が「デビューより25年間アーティストとしてグループ活動をしてまいりましたSMAPは2016年12月31日をもちまして解散させていただくことになりました」と発表した。解散後もメンバーは事務所に残り、個人で活動する予定だという。

 SMAPは、ジャニー喜多川社長が「Sports Music Assemble People」の頭文字を取って命名。1988年に結成し、91年に「Can’t Stop!!―LOVING―」でデビューした。同年にNHK紅白歌合戦に初出場したのをはじめ、紅白には23回出場。メンバー全員が数々のドラマや映画に主演している。

 しかし、今年1月に解散危機が報じられ、一部生放送となったレギュラー番組「SMAP×SMAP(スマスマ)」(フジテレビ系)でメンバーが騒動について謝罪。一時は解散は回避する方向かと見られていたが、所属事務所とメンバーの協議は続いており、「今の5人の状況ではグループ活動をすることは難しい」というメンバー数人からの要望を受け、7月の音楽特番を辞退したという。

 さらに、8月に入り、事務所側がグループ活動をしばらく休むことを提案したものの、メンバー数人から「休むより解散したい」という希望が出たことを受け、「全員一致の意見ではないものの解散したいと考えるメンバーがいる状況でのグループ活動は難しい」として、決断が下された。

◇ジャニーズ事務所の発表内容 

いつもSMAPに温かい声援をいただき、誠にありがとうございます。これまで皆様に大変ご心配をおかけしておりましたSMAPの今後の活動につきましてメンバーと協議を重ねた結果をご報告させていただきます。

デビューより25年間アーティストとしてグループ活動をしてまいりましたSMAPは2016年12月31日をもちまして解散させていただくことになりました。

本年1月にSMAPメンバーより事務所に残りグループ活動を存続させたいという意向を受け、事務所一丸となってSMAPをサポートするべく各部署でさまざまな準備を進め、2月より8月10日まで半年以上の時間をかけて個々のメンバー並びに全員と面談を重ね、例年通りの音楽番組への出演、ファンの皆様への感謝を込めたイベントの企画等を提案し、協議を進めてまいりました。

しかしながら議論を続ける中で「今の5人の状況ではグループ活動をすることは難しい」というメンバー数名からの要望を受け、7月の音楽特番を辞退させていただいた経緯がございました。8月に入り、待っていてくださる方々のためにも、落ち着いて考える時間を持ち、前向きな状況が整うまでグループ活動をしばらく休むことを提案いたしましたが、メンバー数名より「休むより解散したい」という希望が出たことを受け、苦渋の選択ではございますが、これまで一生懸命に走り続けた彼らの功績を尊重し、全員一致の意見ではないものの解散したいと考えるメンバーがいる状況でのグループ活動は難しいと判断し、本日のご報告となりました。

25周年のコンサートやイベントを待ち望み応援してくださっているファンの皆様、そして彼らを今日まで支えてくださった関係者の皆様のご期待に応えることができず本当に心苦しく、私どもの力不足をお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません。

本年をもちましてSMAPは解散させていただくことになりますが、5人それぞれの所属が変わることはなく、より一層個人活動につきましては精進してまいります。 彼らの活動を、これまで同様温かく見守っていただけましたら幸いです。 今後ともご支援いただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

株式会社ジャニーズ事務所

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