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田中麗奈さんが“悪”の外科医役で主演する連続ドラマ「真昼の悪魔」(東海テレビ・フジテレビ系、毎週土曜午後11時40分)が4日、スタートする。遠藤周作の医療ミステリーを原作にした心理サスペンスで、同作が映像化されるのは今回が初めて。2016年4月にユースケ・サンタマリアさん主演で放送し「怖い」と話題になった連ドラ「火の粉」のスタッフが再集結した。
ドラマは、東海テレビが制作する連続ドラマ枠「オトナの土ドラ」の第6弾。外科医の大河内葉子(田中さん)が勤める関東女子医大付属第三病院では、認知症の老婦人に対する医療事故やニセのカルテで患者の病状が悪化、また謎のアレルギーで患者が死のふちをさまようなどの事件が相次ぐ。同病院へ入院した小説家志望の難波聖人は、担当医の葉子に好意を持つが、やがてその存在に疑問を持ち始め、葉子の悪事を暴こうとする……というストーリー。
葉子は、社交的で明るく、患者の評判もいいが、無感動かつ無道徳な裏の面を持ち、ターゲットとなる人物が現れると、衝動的に“悪のスイッチ”が入るというキャラクター。劇中では、葉子の恐ろしさだけでなく、それぞれの登場人物が抱えるストレスや隠しごと、後悔、欲望などの“心の闇”も明らかにしていく。
葉子の悪事を暴こうとする難波を中村蒼さんが演じ、葉子が通う教会の神父を伊武雅刀さんが演じる。ほかに病院の内部事情に詳しい清掃員の芳賀明善役で篠原篤さん、有名ホテルグループの御曹司で葉子に猛アタックする大塚光役で大倉孝二さんも出演する。
第1話では、葉子のもとに、難波が腹部の痛みを訴えて運ばれてくる。急性虫垂炎と診断され、手術は成功するが、難波は、引き出しの奥から病室名と患者の名前が書かれたメモを見つけ、その患者は全員亡くなっていることが分かる。一方、病院では葉子が、新たな治療が必要となった寝たきりの老いた患者を冷たく見下ろし「娘さん、お金が大変なんだって……どうしたらいい?」と語りかける……というストーリー。