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篠原涼子:映画イベントで衣装チェンジ 総レースのフェミニンワンピ&エレガントな黒ドレス

 女優の篠原涼子さんが4日、東京都内で行われた出演映画「北の桜守(さくらもり)」(滝田洋二郎監督、3月10日公開)のイベントに出席した。この日、イベントは午後2時からの「完成披露会見」と午後6時から一般客を入れた「完成披露試写会」の舞台あいさつが行われ、篠原さんは一日で2種類のコーディネートを披露した。

 会見では、大ぶりのシルバーのピアス、ベージュの総レースがあしらわれたひざ下丈のワンピースに、ストラップタイプの黒のシューズを合わせたフェミニンなコーディネート。舞台あいさつでは、デコルテの部分が大きく開いたデザインで、胸元や袖にレースが付いた黒のロングドレスというエレガントなコーディネートで登場した。

 両イベントには、主演の吉永小百合さん、共演の堺雅人さん、岸部一徳さん、滝田監督らも出席。舞台あいさつでは、吉永さんが主題歌「花、闌(たけなわ)の時」を生歌唱した。

 映画は、吉永さんの映画出演120本目となる作品で、吉永さんが主演で北海道を舞台にした映画「北の零年」(2005年)、「北のカナリアたち」(12年)に続く、“北の3部作”の最終章となる。1945年のソ連侵攻で南樺太から北海道の網走へと脱出した江蓮てつ(吉永さん)は、厳しい生活に耐えながらも息子2人を育て上げ、夫を待ちながら暮らしていた。その後、米国で成功した次男・修二郎(堺さん)が帰国。息子夫婦と札幌で暮らし始めたてつだったが、戦禍によるPTSD(心的外傷後ストレス障害)に陥っていた。そんなある日、てつが突然姿を消して……というストーリー。

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