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木村カエラ:音楽活動するも「しょせんモデルでしょう?」と言われ… 10代の頃に言われた心ない言葉 

 歌手の木村カエラさん(33)が女性ファッション誌「Seventeen(セブンティーン)」(集英社)6月号(28日発売)の50周年記念連載「17歳のころ」に登場した。

 連載は現在も芸能界で活躍する歴代の同誌専属モデル(セブンティーンモデル)が当時を振り返る企画で、セブンティーンモデルとなったきっかけや、音楽活動を始めた当時のことを振り返っている。

 もともとSeventeenの読者モデルだったという木村さん。ミスセブンティーンオーディションを受けたのが17歳になる年だったといい、「幼い頃からずっと“歌う人になる”のが私の夢で。そんな私にST(Seventeen)のライターさんが勧めてくれたのが、ミスセブンティーンオーディションだったんです。“モデルになることが夢に近づく第一歩になるかもしれないよ”って」とその経緯を語る。セブンティーンモデルとなってからは、私服企画や、安くて可愛い“チープリ”の女王として誌面に登場。読者から絶大な人気を誇っていたという。

 木村さんがモデル活動と並行して夢中になっていたのが音楽活動だが、順風満帆ではなかったといい、「毎日、電車の中や空き時間に歌詞を書いて、音楽スタジオで練習。デモテープを作ってはレコード会社に配るんだけど、そこで返ってくるのは“しょせんモデルでしょう?”という心ない言葉。本気で音楽をやっているのに、それが伝わらなくて……何度も悔しい思いを経験したよ」と当時のエピソードを明かし、「実は1枚目のCDを出すまでに約3年という時間がかかってるんです」と告白。「私が夢をかなえるまでの時間をともに過ごし応援してくれたSTは、私にとって本当に特別な場所」と語っている。

 同誌は、女子中高生に絶大な人気を誇るティーン向け女性ファッション誌で、今年、創刊50周年を迎える。北川景子さん、榮倉奈々さん、中条あやみさんらを輩出し、現在も広瀬すずさんや飯豊まりえさん、永野芽郁さんらがモデルとして在籍している。

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