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2016年に放送されたNHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」で主人公の親友役を演じ脚光を浴びた女優の阿部純子さんが、26日に東京都内で行われた映画「海を駆ける」(深田晃司監督)の初日舞台あいさつに登場した。花モチーフの白いレースがあしらわれた淡いブルーのワンピースに、きらめくイヤリングとリングを合わせたコーディネートだった。ワンピースの裾部分は、レースの間から脚をのぞかせる流行の“肌見せ”デザイン。髪はワンサイドにまとめた、爽やかなスタイリングだった。
舞台あいさつには、主人公のラウ役のディーン・フジオカさん、タカシ役の太賀さん、貴子役の鶴田真由さん、イルマを演じたインドネシア出身の女優のセカール・サリさん、深田監督も出席した。
映画は「淵に立つ」で第69回カンヌ国際映画祭ある視点部門の審査員賞を受賞した深田監督の最新作。バンダ・アチェの海岸で倒れている謎の男が発見され、片言の日本語やインドネシア語を話し、海で発見されたことからインドネシア語で「海」を意味する「ラウ」と名づけられる。NPO法人で災害復興の仕事をしている貴子(鶴田さん)と息子のタカシ、親戚のサチコは、ラウをしばらく預かり、身元探しを手伝うことになるが、さまざまな不可思議な現象が起こり始める……というストーリー。