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女優の芳根京子さんが22日、東京都内で映画「累-かさね-」(佐藤祐市監督、9月7日公開)の完成披露試写会に、全体にフリルがあしらわれ、ふんわりとした個性的なブラックドレス姿で登場した。存在感たっぷりのドレスに黒のピンヒールを合わせた黒を基調としたコーディネートの中でも、ネイル、リップに赤を利かせ、髪をタイトにまとめてキリリとした雰囲気も演出。首元のチョーカーも赤と黒で、耳元にはフリンジのイヤリングを着けてアクセントにしていた。 映画はマンガ誌「イブニング」(講談社)で連載中の松浦だるまさんのマンガが原作で、土屋太鳳さんと芳根さんがダブル主演。天才的な演技力を持ちながらも、自らの醜い容貌を恨み続けてきた累(芳根さん)と、美貌を持ちながらも、花開かずにいる舞台女優のニナ(土屋さん)が、互いの足りない部分を埋めるように導かれ、出会い、反発しながらも互いの目的のため、累の母親が残した、キスした相手と顔を入れ替えることができる不思議な力を秘めた口紅の力を借りて、入れ替わることを受け入れる……というストーリー。