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「ミス・ワールド2018」の日本代表選考会が28日、東京都内で行われ、日本代表に選ばれた伊達佳内子(だて・かなこ)さん(21)が、大会後の取材に対応した。戦国武将の伊達政宗から数えて21代目の直系の末裔(まつえい)だという伊達さんは「政宗公も『よくやった』と言ってくれると思います」と喜びを語り、「今度は世界で一旗揚げてこいと言われると思うので、一生懸命取り組んでいきます」と、11月9日から中国で開催される世界大会への意気込みを語った。
選出の喜びを聞かれた伊達さんは「びっくりの一言です。うれしい気持ちも、もちろんですが、これだけ素晴らしいファイナリストと1カ月半過ごして、この舞台でお目にかかることができてうれしいです」と笑顔。喜びを最初に伝えたい人は「母です。『ミス・ワールド』にトライする時も、母にすごく相談しましたし、ファイナリストの期間で悩んでいた時も、いつもそばで見てくれて、おいしいご飯を作ってくれたので」と答えていた。
現在は慶應義塾大学法学部政治学科4年に在籍しており、将来について聞かれると「高校時代から途上国支援に興味を持って、自分のできる取り組みをしてきました。その取り組みをずっと続けていきたい」「国際機関で働くことに興味がある。これからもずっと、社会貢献に関わっていきたい」と話していた。
伊達さんは「亘理(わたり)伊達家の、政宗公から数えて21代目。亘理伊達家は、政宗公の九男(伊達宗実)が入りまして、そこから政宗公の直系」と説明。伊達政宗と似ているところを聞かれると「私の中で政宗公を感じる時というのは、直接存じ上げているわけではないですが、負けず嫌い、目の前のことに全力で取り組んでいきたいという心持ち、また、眉毛が太いところも(笑い)」と笑わせていた。
「ミス・ワールド」は1951年からスタートし、ミス・ユニバース、ミス・インターナショナルと並び「世界3大ミスコンテスト」と呼ばれる注目のコンテスト。68回目となる今年の「ミス・ワールド・ジャパン」には、7210人が応募。この日の選考会には、史上最年少となる16歳の現役高校生や、モデル、タレント、医学生、東大院生といった個性豊かなファイナリスト30人が出場した。