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テレビ東京の経済ニュース番組「ワールドビジネスサテライト(WBS)」のメインキャスターを務める大江麻理子キャスター
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テレビ東京の経済ニュース番組「ワールドビジネスサテライト(WBS)」のメインキャスターを務める大江麻理子キャスター

大江麻理子:テレ東・人気キャスターが語る仕事論 「仕事は人生そのもの」

 テレビ東京の経済ニュース番組「ワールドビジネスサテライト(WBS)」(月~金曜午後11時)のメインキャスターを務める大江麻理子キャスター。これまでに「モヤモヤさまぁ~ず2(モヤさま)」や「出没!アド街ック天国」など人気番組を担当してきた。仕事で落ち込んだときは、「しばらくうじうじする」と話す大江キャスターに、仕事への向き合い方や、目標としている人、オフの日の過ごし方を聞いた。

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 大江キャスターは、2001年にアナウンサーとして同局に入社。これまでに、同年から7年間WBSを担当し、WBS土曜版のメインキャスターを務めたほか、「出没!アド街ック天国」を10年間、「モヤさま」を6年間、「田勢康弘の週刊ニュース新書」を4年半、投資金融情報のポッドキャスト番組「日経ヴェリタス 大江麻理子のモヤモヤとーく」を約4年間にわたって担当。

 また、宇宙が好きなため「宇宙ニュース」を立ち上げ、2年間キャスターとして出演。13年に米ニューヨーク支局に赴任、「Newsモーニングサテライト」のNYキャスターを務める。政治、経済からバラエティーまで、硬軟とり混ぜた幅広いジャンルの番組に携わってきた。

 ◇「『大江といるときは楽しい』と思ってもらえるように」

 新人の頃について、「まだまだ自分の中に何も蓄積もない状況で、でも私と仕事をして良かったなって思ってもらうには、どうすればいいんだろう」と考えていたという大江キャスター。仕事をする際は「丁寧に」ということを心がけていると明かし、「『今日は、大江としゃべって楽しかったから、まあいい一日だったな』っていろいろな人に思ってもらえるようにって思いながら、18年くらい働いてきました」と振り返る。

 平日は、午後11時からの生放送を抱えているほか、取材活動なども行っている。体力も必要となってくるが、「もともと体を鍛えるということを、小さい頃からやったことがなくって。ジムに入ってみたものの、お風呂に入りにいっているような状態になっていて。体力作りは仕事でしていると思います」と話す。

 これまでに、「モヤさま」で一日中歩き続けたことや、過酷な取材活動も経験する中、体力、精神力が鍛えられてきたと振り返り、「そういった意味で、仕事は自分を高めてくれる相棒ですね。そうでなければ、今ほとんどなんの筋力もない……」と照れ笑い。プライベートの時間でも、何かを見ると仕事にまつわるあれこれを考えてしまうことから、「仕事っていうのはきっと、そのときの人生そのもの」と表現する。

 ◇大江流“落ち込んだとき”の乗り越え方 ストレス解消法は……?

 自身のことを「のんびり屋さんで、楽観的な人間」と分析する大江キャスターに、落ち込んだときの乗り越え方を聞くと、「しばらくうじうじする」と意外な回答が返ってきた。「やっぱり、切り替えって、なかなかできるものじゃないと思うんです。だから、しばらくうじうじして、いろんな人に話を聞いてもらって、よしっ!って(笑い)。しばらくもんもんとして、そこからです、考えるのは」と話す。

 番組放送前のルーティンもあるようで、「体につけてもいいアロマオイルを持って、スタジオでつけるようにしています。そうすると、まわりの人もかいで、『はぁ~!いい香りだあ~』って」と笑顔。ニューヨーク支局時代からの習慣だといい、香りはフレッシュな気持ちになれるもの、前向きな気分になれるものなど何種類か用意し、その日の気分によって選んでいる。

 平日の生放送を終えた後は、精神的に緊張状態で帰宅することから、1時間くらいの半身浴をしてリラックスしながら、本や雑誌を読んでいるという。ストレス解消法は、「週末はとにかくのんびり」「お風呂に入ること」だといい、「土曜日はまず目が覚めるまで寝て、ゆっくりブランチを食べて、部屋の片付けをしたり、お出かけをしたり。あまり計画も立てずに過ごしています。日曜日は結構アクティブに、ちょっとショートトリップに出かけたりも」と明かす。

 ◇目標としている人は…

 目標としている人を聞くと、人気番組「家、ついて行ってイイですか?」の重定菜子プロデューサーの名前を挙げて、「本当に面白くて、一緒に『宇宙ニュース』を立ち上げました。すごく彼女を尊敬しているんです」と話す。

 「誰に対しても全然えらぶらないし、とことん面倒見がよくって。私は、自分が忙しいと、他の人のことをあんまりケアできない部分とかもあったりするんですけど、忙しい中でも、いろんな人にまんべんなく愛を分け与えている人なので、私もこんな人になれたらいいなっていつも思っています。でも、人のためだけじゃなくて、自分の楽しみもとことん追求していて。すごく面白くって、そういう人になりたいな」と笑顔で話していた。

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