ギター・デュオ“ハルレオ”として「さよならくちびる」でCDデビューを果たす小松菜奈さん
女優の小松菜奈さん、門脇麦さんが21日、東京・渋谷のタワーレコード渋谷店でダブル主演映画「さよならくちびる」(塩田明彦監督、31日公開)の公開直前イベントを行った。人気ギター・デュオの“ハルレオ”を演じる2人は、シンガー・ソングライターの秦基博さんがプロデュースした主題歌「さよならくちびる」を会場に集まったファンと共に大合唱。小松さんは「みんなで歌うってやっぱり良いですね」と瞳を潤ませ、門脇さんも「ちょっと泣きそうになっちゃった。皆さんの歌声が想像以上に優しくてうるうるしちゃいました」と感激していた。
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映画は塩田監督のオリジナル脚本をベースにした音楽ロードムービー。路上から始めてライブハウスを埋めるまでの人気を得た2人組女性バンド「ハルレオ」のハル(門脇さん)とレオ(小松さん)は、それぞれの道に歩み出すため解散を決め、バンドのサポートをするローディー兼マネジャーのシマ(成田凌さん)と共に、解散ツアーとして全国を巡ることに。旅を重ねるうちに、ハルの真実、レオの思い、隠し続けたシマの本音が明らかとなり、ツアーは思わぬ方向に転がっていく……というストーリー。
劇中で、小松さんと門脇さんは、シンガー・ソングライターのあいみょんさんが作詞・作曲した「誰にだって訳がある」「たちまち嵐」と、秦さんがプロデュースした「さよならくちびる」の3曲をギターと共に披露しており、22日に同曲でメジャーデビュー。門脇さんが「本当にすてきな楽曲なので、たくさんの方に聴いていただけるのがすごくうれしいよね」と小松さんに語り掛けると、小松さんも「配信が多くなってきている今の時代、CDというのがまたうれしいですね」と笑顔でコメントした。
イベントには成田さんも登場し、「すごいですよ。ギター初心者がここまでできるとは……と思いましたし、一番最初に秦さんとあいみょんさんのデモ曲を聴いたときに、『完成されてるな』と思いましたけど、実際に2人が歌っているのを聴いたら、『あ、ここで完成するんだな』と感じました」と“ハルレオ”のクオリティーに太鼓判。
成田さんは今作で自身もギターに挑戦しており、「やっぱり二人のギターと歌にフィーチャーされることが多いんですが、実は僕も頑張ったんだよと言いたいです(笑い)。忙しい時期に練習したので不安もあったんですが、手元とかも自分の手だったりするので」とアピールしていた。
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