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木村拓哉:本格フレンチは「全部自分たちで」 主演連ドラで「16人前作った」

 木村拓哉さんが10月16日、東京都内で行われた主演連続ドラマ「グランメゾン東京」(TBS系、日曜午後9時)の制作発表会見に登場。同作で、型破りなフレンチのシェフ・尾花夏樹を演じる木村さんは料理シーンについて「全部、自分たちで作っています。1話にテナガエビのエチュベを作るシーンがあるのですが、16人前作りました。後で、スタッフ全員でおいしくいただきました」と明かした。

 劇中には、多数の本格的な料理メニューが登場する。木村さんは撮影について「大変なのはスタッフさんたち。色味、明かり、ベストな状態がどこなのか探しながら撮影している。(シェフ役の)僕らは味見ができ、熱を感じられる。テレビ的に匂いが伝わるよう、おいしいだろうなって感じてもらえるようしている」と真剣な表情で語った。

 会見には、共演の鈴木京香さん、「Kis-My-Ft2(キスマイフットツー)」の玉森裕太さん、尾上菊之助さん、及川光博さん、沢村一樹さんらも出席。沢村さんは「(シェフ役のキャストは)手順、作り方を覚えてから現場に入っている」と、せりふに合わせながら演技することの難しさを、木村さんと一緒に伝えた。

 同作は、パリでクランクインした。パリで予約が取れないことで有名な三つ星レストラン「ランブロワジー」で、日本のテレビドラマ初の撮影も行われた。木村さんは同所での撮影について「日本大使館を通しても、予約できるのが3カ月先だったけど、(お店の人から)『ランブロワジーの味を堪能して』と食事させていただいた。そこで撮影以外のものを学ばせていただきました。全て身になった」と振り返った。

 ドラマは、パリにオープンさせた自分の店が二つ星を獲得したものの、己の慢心から招いた重大事件によって、店も仲間も全て失いどん底まで転落した尾花が、女性シェフの早見倫子(鈴木さん)と出会い、東京で世界最高の三つ星レストラン「グランメゾン東京」を作り上げようと奮闘する姿を描く。10月20日スタートで、初回は25分拡大版。

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