木村拓哉：新宿ゴールデン街を舞台に森山大道が撮り下ろし　忌野清志郎さんへの思いも　

　木村拓哉さんが2月28日発売の女性ファッション誌「ELLE Japon（エルジャポン）」（ハースト婦人画報社）4月号の誌面に登場することが2月26日、分かった。撮影は写真家の森山大道さんが担当。混沌（こんとん）とした新宿ゴールデン街を舞台に数々の作品を生み出してきた森山さんが、木村さんをモノクロで切り取った。柄のシャツの上に革のジャケットを羽織った木村さんが、鋭いまなざしを向けるカットも公開された。

　同号には9ページにわたり、木村さんのフォトストーリーとインタビューも掲載。「かっこいいね。男としての在り方がいいよね」という森山さんのコメントに対して、木村さんは「すごく光栄です。もったいないですが、単純にうれしいです。森山さんとのセッションは、想像したより、ものすごくフラットで驚きました」と語っている。

　インタビューでは、時を経て変化を遂げるトップランナーの新境地について、木村さんがいまの気持ちを素直に告白。尊敬してやまない先輩・明石家さんまさんからの助言や、久しぶりに挑む音楽活動に対する思い、その支えとなる「ボス」こと故・忌野清志郎さんの存在についても明かしている。

　木村さんは清志郎さんに対して「ボスは大きいというか、温度かな？　あったかさというか」と言及。最新アルバムに、清志郎さんからかつて提供された楽曲を収録していることから「今回のライブはどんなにボロカスなものに仕上がったとしても、『OK、ベイビー』って言って一瞬だけ目を合わせて、『まだまだだね』って感じで笑ってくれるんじゃないかな、と思います」と語っている。

　同号には、門脇麦さんのインタビュー＆ファッションポートレートをはじめ、長谷川潤さん、水原希子さん、三吉彩花さんたちが着こなす最新ファッションや、モトーラ世理奈さんの着まわし春メークなども掲載される。

　「ELLE Japon」4月号は、通常版のほか、人気ブランド「ミュベール」のポーチが付いた特別版も数量限定で同時発売される。