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歌手の北原ミレイさんが、6月16日に放送される黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系、月~金曜午後1時)に出演する。北原さんは、デビュー曲の暗い曲のイメージから、本来の明るい性格を出すことができなかった苦労などを語る。
歌手人生50年が過ぎた北原さん。デビュー曲「ざんげの値打ちもない」のイメージから今でも暗い性格と思われがちだが、本人は明るく愉快な性格。当時は「笑わず・話さず・おとなしく」で持ち前の明るさを押し殺し、イメージを保つためにとても苦労したと振り返る。
同日の放送では、番組を見て研究しているという黒柳さんのモノマネを披露するなど、本来の明るさが爆発。私生活で続けている「ストレッチ」や「手作りスムージー」を紹介し、そんな自分の姿にもツッコミを入れる。
そんな明るい北原さんだが、昨年12月には、大恩人との悲しい別れもあった。名曲「石狩挽歌」の作詩者、なかにし礼さんが亡くなった。実は、暗いイメージを何とか変えて再出発と意気込んでいた時に届いたのが石狩挽歌。曲調が今までと同じなので歌わないと断った経緯があったことを告白する。
なかにし礼さんが「徹子の部屋」で、自身の壮絶な人生から生まれたという石狩挽歌の誕生秘話を語る映像を見て、だから歌唱指導にも熱が入っていたのだと納得した北原さん。番組ではなかにし礼さんを偲(しの)んで「石狩挽歌」を歌い上げる。