野村周平：サプライズ出演も「黄色い歓声が…」　主演連ドラで起業家役、藤井夏恋と恋人同士に

　ABEMAのオリジナルドラマ「会社は学校じゃねぇんだよ 新世代逆襲編」で主演を務める俳優の野村周平さんと共演の藤井夏恋さんが、9月4日にオンラインで配信された大型ファッションイベント「第33回 マイナビ 東京ガールズコレクション（TGC） 2021 AUTUMN／WINTER」に出演し、イベントの合間に取材に応じた。サプライズ出演ながらも、コロナ禍でイベントは無観客だったことから野村さんは「黄色い声援がなかったのが、ちょっとさみしかったかな」と冗談めかして出演を振り返った。

　ドラマで恋人同士を演じる2人は、この日、仲良くランウエーを歩いた。コロナ禍以前からTGCに出演している藤井さんは、「声援がないのはちょっとさみしい部分もあるけど……」としつつ、「（イベントが配信されたLINE LIVEに）みんながコメントを上げてくれているのを見て『こんな感じで見てくれたんだな』と分かるから、すごくありがたかったです」と笑顔を見せていた。

　「会社は学校じゃねぇんだよ 新世代逆襲編」は2018年に制作された三浦翔平さん主演のABEMAオリジナルドラマ「会社は学校じゃねぇんだよ」の続編。仕事や人生に熱狂する若者のリアルを描いたリベンジサクセスストーリーで、野村さんは大学卒業後に同級生とともに起業する起業家・鶴田祐介（つるた・ゆうすけ）を演じ、藤井さんは、祐介の学生時代からの恋人・常田智美（つねた・ともみ）を演じる。

　出演にあたり、「前作があって、その2ということで、なんとなくプレッシャーはありましたけど、ガラッと違う作品になるかな、楽しみだなと思いながら受けさせていただきました」と野村さん。藤井さんは連続ドラマに出演するのは今回が初めてで、「新たな挑戦でもあるので、これをきっかけに大きな一歩を踏み出せたらいいなと思いました」と声を弾ませた。

　野村さんが演じる祐介は、挫折を味わいながらも成功を夢見てまい進する起業家。役どころについて野村さんは「お調子者だったり、天才肌なところもあったり、まあ僕と似たような感じかな……冗談ですよ（笑い）」とユーモアたっぷりにコメント。役作りでは、実在する社長の動画をYouTubeで見て、話し方を参考にしたという。「大きな舞台でプレゼンをしているときも堂々としている。そういうところを参考にしました。堂々としていないと、人の胸に刺さる言い方ができないので、その点は意識していましたね」と明かした。

　また、藤井さんの印象について聞かれると「初ドラマとおっしゃっていましたけど、それを感じさせないぐらい堂々としている。ハートが強く、監督に何を言われてもその場で変えられるポテンシャルを持っていると思います」と絶賛。藤井さんは野村さんに対し「現場を仕切ってくださる」と信頼を寄せているようだった。

　ファッションイベント出演にちなみ、好みの女性のファッションを聞かれた野村さんは「なんでもいいです」とこだわりはない様子。「ずっと気合いを入れられているよりも、一緒にいるときは、ゆるい格好でいられる方が合っているかもしれません。スエットでもいい」と言う。

　普段、自身は「いわゆるストリート系みたいな感じ」で、「（仕事の）現場に行くときはパジャマみたいな格好です（笑い）。バイクに乗るときだけジーパンをはきます。夏は“バスパン”とルーズな白Tシャツにサンダルという感じ」と定番コーデを明かした。

　ドラマは10月21日午後10時から配信される。