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タレントの中川翔子さんが6月12日、東京都内でデビュー20周年記念写真集「ミラクルミライ」(講談社)のイベントを開催し、イベント前に取材に応じた。写真集を発売するのは10年ぶり。37歳を迎えて発売した写真集には「女性は30代になると『もう◯歳だし……』と言われたり、見られたりされがちなのが歯がゆかった。そんなことないよ、年齢は関係ないよと(写真集で)言いたかった。いろんなものをぶち壊す写真集にしたかった」と思いを明かした。
デビュー当時はネガティブ思考で落ち込むことも多かったというが、現在は「自己肯定感が上がった。人生で初めてポジティブかも」と晴れやかな表情。デビューした20年前と現在で違う部分を聞かれると「メンタルかな。いまはコンプレックスを見てもらいたいと思うようになった。心持ちが違う、目の輝きも違うかもしれません」と心境の変化を語った。
芸能生活は「こんなに続くとは夢にも思わなかった」と話す。今後は「“しょこたん”にないものに挑戦したいです。これまでにないイメージのものをやってみたい」と言い、さらに「かっこいい熟女になってシャンソン歌手にもなりたいし、自分の描いた絵を販売する画廊でありながら、純喫茶でありながら、猫カフェでもありながら、雀荘でありながら、そういうお店をやりたい。海外でもっとお仕事したいし、いつか子供も産みたい。宇宙にも行きたいし、猫たちの天国になるような島も買いたい」と声を弾ませた。
写真集では“ガチすっぴん”や、自ら「今まで以上に攻めた」と話す“過去最高の色っぽショット”を掲載。写真集の撮影や、20年の芸能生活などを語ったロングインタビューも収録した。AB判、144ページ。2970円。