太田裕美：髪、まつげ、眉毛、鼻毛抜け　乳がん治療のつらさ語る　将来に備え家事分担　「徹子の部屋」出演

　大ヒット曲「木綿のハンカチーフ」で知られる歌手の太田裕美さんが9月12日、黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」（テレビ朝日系、月～金曜午後1時）に出演する。2019年に乳がんの手術を受け、現在は経過観察のため3カ月に1回の定期検診に通っている太田さんが、抗がん剤治療していた頃を振り返る。

　抗がん剤治療で一番つらかったのは、髪の毛が抜けてなくなった時だという。まつげと眉毛まで抜けることを知らなかったため、さらにショックを受けた。まつげが元に戻ったのは今年に入ってから。まつげがないと目にゴミが入りやすく、鼻毛がないと鼻水やくしゃみが出てしまい、花粉症の太田さんにとっては、かなりつらかったという。

　二人の息子は33歳と31歳になった。昨年、次男が家を出たため、現在は夫と二人暮らし。手術をした時は、夫が積極的に家事をしてくれたという。家事は今も夫婦で「分担制」。太田さんは「高齢化社会の老後」を考え自分がいなくても大丈夫なよう、夫に少しずつ家事を教えているという。