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5月29日放送の「徹子の部屋」に出演した洞口依子さん=テレビ朝日提供
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5月29日放送の「徹子の部屋」に出演した洞口依子さん=テレビ朝日提供

洞口依子:認知症の母とは“変な親子関係” 幼い頃は“壁”も「今が一番幸せ」 「徹子の部屋」で語る

 俳優の洞口依子さんが、5月29日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。現在85歳の母は認知症になり、洞口さんを娘ではなく、妹と認識していることを明かした。

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 洞口さんの母は洋裁をやっていて、幼い頃の洞口さんをあまり寄せ付けなかったという。「そうこうしているうちに女優の世界に入って、なんとなく交わらなくなっていった」と母と“壁”ができてしまった。

 母が認知症を患ってからは「良い感じ」と言い、「『お母さん』っていつでも抱きしめられるというか。本人は『何?』っていう変な顔をしているんですけど。やっと精いっぱい甘えられるというか。私、妹の設定なんですけど(笑い)」と明かした。

 「変な親子関係なんですけど、お互いが楽しくいられることが一番なんじゃないかなと。親子関係ということでは、今が一番幸せかもしれません。いま、お互いがゆっくり楽しく過ごせたら。それ以上の幸せはないと、かみしめています」と話した。

 その上で、「もっと小っちゃい時にね、『お母さん、お母さん』って甘えたかったですね。10代とか20代に、もっと母と過ごしてあげられたらと思いました」と後悔も語っていた。

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