11月18日放送の「徹子の部屋」に出演したジュディ・オングさん=テレビ朝日提供
歌手のジュディ・オングさんが、11月18日放送の黒柳徹子さんの長寿トーク番組「徹子の部屋」(テレビ朝日系)に出演。97歳の母や建築家の兄について語った。
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友達に「親孝行は、親が子孝行をしてるのよ。親がそばにまだいてくれることを感謝しなさい」と言われるいい、母に会いに、毎月台湾に帰っている。母は日本の女学校を卒業しており、日本の童謡が好き。CDを買って一緒に歌うこともある。最近歌った時には、「あなたお上手ね」と褒められ、「うれしくなっちゃって、一生懸命30曲も歌っちゃいました」。
累計200万枚を売り上げ、1979年にレコード大賞を受賞した名曲「魅せられて」。母に歌って聞かせようと「魅せられて、聞く?」と聞いたところ、「魅せられて!」と一瞬すごく険しい表情になり、「あれは仕事だ」と言われた。ヒットしたのは45年前。当時は睡眠時間が毎日4時間ほど。時代劇の撮影で京都に詰めていながら、歌も歌っていた。母は健康のために食事などをいろいろ考えてくれていた時代だった。
母には「魅せられて」について「ちゃんとした服を着て歌いなさい」と言われたといい、「母はビッグプロデューサーですから」と話した。
来年、台北インターナショナルコンベンションセンターで大きいコンサートをする。衣装を着て「魅せられて」を歌う姿を母に見てもらいたい。
兄は台湾で有名な建築家。台湾高速鉄道台中駅を設計した。この駅には柱がない。「私、方向音痴なんです。どこの駅も必ず間違うけど、ここ(台中駅)だけは間違わない出てこられる」。兄は「歩く人が間違えないで出られるようにするのは僕たちの仕事だよ」と言っていた。
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